自分の足跡からわかることが次に目指す方向に繋がることもある。
自分の足跡とは、やったことの履歴です。どんなことをどんな時にどんな感情で行動したのか?
そこには、他人には解らない自分だけの足跡があります。自分の性格や感情も含めて残されています。
足跡は、良いことも悪いことも実績となります。
履歴のことをよく「ログ」をとると言われますが、スマホにも知らない間にログがとられています。いつの間にか自分が動いた情報がGPS機能で残っていたりします。
インターネットで検索したり、色んなサイトを覗いたりしても「ログ」という形で残っています。
そして、日記や日報も足跡を残すことです。
日々の暮らしの中でも、記憶という足跡を残しています。まあ、都合の良いことだけ残っていたりすることもあります。
悔しさ、恐怖、喜び、悲しみなど感情と伴に残っています。
足跡を見ると、その時の記憶が蘇る事もありますし、同時に感情も蘇ることもあります。そこには、自分の性格も見えて来ます。
仕事に係わる手法や法則、心理的な定義づけも足跡から分析されて論理的に体系されたものが多いと思います。
私が考えるのは、それらは参考になるけど絶対ではない。そう考えて利用しています。
自分の足跡を一番確実に分析できるは、自分だけだと考えるからです。
その時の環境や感情、時代背景や周りの人間関係などその時に存在した自分だけが本当のことを分かると思うからです。
最近は、LINEやfacebookのメッセジャー、メールにおいても全て足跡が残ります。
そこには、自分がその時に起こったことが足跡として残っているわけです。
自分の未来は、足跡をみるとその方向性や性格から選択するやり方が見えてきます。
飽きっぽい人、努力家の人、素直な人、野心家の人それぞれ自分が今ある環境や足跡から経験したことで、次の行動へ向かっています。
より多くのの足跡を残すことは、過去の自分の情報が次につながる情報として活かされることになります。
業務日誌や、思いつきノート、日々の日記など、自分が残す情報が、今後の自分の方向性を決める助けになるかもしれません。
意識して自分の足跡を残すことがとても大事に思えます。
デジタルの形で残すのもアナログな形でも残すのもそれぞれ一長一短あると思います。
個人的な考えでは、感情も同時に残せるのはアナログな形の様に感じます。
私は、「発想ノート」という思いついたことやその時の気持ちをノートに残しています。
自分の発想ノートを見ると、文字の走りや横に落書き的に書いたもの、何度も同じ文字が出てくることから、その時にどんな思いだったかが紙面から感じることができます。
そこから新しいアイデアも生まれますが、次のステップへ向かう自分にとって大きなヒントを貰えます。
あのアイデアは、実現できなかったのか?その時の環境や感情はどうだったのか?
そこから次のステップに準備をすることも見えて来ます。あきらめてしまった自分の怠惰な性格のために何を準備するのかも…
自分の足跡を見直すことは、将来の方向性を決めるヒントになるかもしれません。