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誤変換の多い母

何かと言い間違いの多いうちの母。


もしかすると、
「思い描いているものの名前が出てこず、
ようやく出てきたときには誤変換されている病」

に冒されているのかもしれません。



先日も、そんな「誤変換」が起こり
そのおかげで場が明るくなった
という出来事がありましたので、
それをみなさんと共有させてください。



ある日、うちの家族と両親で
外食をしたときの話です。



母が
「今年の夏休みには、
みんなでキャンプに行きたいね」
なんて言ってくれました。

僕には小学5年生と3歳になる
2人の娘がいますので、
”2人の孫娘もきっと喜ぶだろう”
と思ってキャンプの計画を
立ててくれたんだと思います。



母は、話を続けます。

「寝るところはさあ、

ほら、あれ・・・」


きっといつもの症状で、
言葉がなかなか出てこないんだろうな
と思い、続く言葉を待ちました。



「ほらほら、あの~、あれだよ、あれ」




「え~と・・・」








「ガンバロー!」







『・・・バンガローのこと?』

同じことを考えていたのでしょう。
僕と妻は顔を見合わせると、
同時に吹き出しました。




なんとも絶妙なワードで
いつも笑わせてくれる母には
感謝しかありません。



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