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シニアディスコ2024.5.5 ”個”を愛するすべての人へ

65歳以上ウェルカムなディスコイベント
シニアディスコ。
はる社会福祉士事務所と、
NPO法人真成会株式会社ユキサキ
3社共催イベントです。

シニア世代とヤング世代が
懐かしい曲に合わせて踊るイベントで、
年に数回不定期で開催しています。
回を重ねる毎にチケットが瞬く間に
完売するようになりました。
それだけ踊りたいシニアが多いのかも
しれません。

先日5月5日開催の様子と
私がなぜシニアディスコを続けているのか
書いてみようと思います。

地域コミュニティへの違和感

シニアディスコの始まりは、
前職の社会福祉協議会の職員だった時
団塊世代の女性から聞いた一言が
きっかけでした。

「カッコよく踊りたい」

その女性は、過去に地域住民主催の
体操サークルに馴染めなかった経験がありました。
参加者全員で同じ動きをする体操が
楽しくないと感じたそうです。

しかし、それだけではなく、
地域コミュニティの雰囲気を「しんどい」と
感じたそうです。

地域コミュニティのしんどさ

当時、地域住民同士のつながりをつくる
支援を仕事としていた私も、
その「しんどい」は薄々感じていました。
一方で、そのつながりにはとても価値があり、
それによって救われる住民が
たくさんいることも知っていました。

この相反する二つの気持ちに
ふたをし、昇華できないまま
仕事をしていました。

コミュニティの中心となって
運営をしている方々は、
情熱があり、やさしく、
他者のため、地域のために
エネルギーを費やす方ばかりです。

そういったコミュニティには、
暗黙のルールがありました。

「住民同士仲良く手を取り合う」

このルールにしんどさ、違和感がある人は
そのコミュニティにいられないのです。

違和感がある人も、時にはつながりを求めている

人は社会的な生き物です。
誰かに影響を受け、
常に他人の存在を意識しながら生きています。

そして、地域のコミュニティに馴染めない人も
時には「束の間、誰かと何かを共有したい」と
共感を渇望する時があるのではないでしょうか。

そんな時、ふらりと立ち寄れ、
違和感なく過ごせる場が
シニアディスコなのです。

シニアディスコ2024.5.5

全員が笑顔

シニアディスコは、毎回参加者の顔ぶれや、
かける曲が違うため、
その瞬間にしか味わえない空気があります。
たまたまその場に居合わせた他者との
共鳴を味わう場なのです。
それがどういうものなのか、始まるまでは
誰にもわかりません。

一気にテンションが!

5月5日のシニアディスコは、
序盤からテンションが上がり
一気に全員が笑顔になりました。

手をつないで輪になって
佐々木さやか(現役世代の介護情報/シニアライフ・終活講座/はる社会福祉士事務所) on Instagram: "【シニアディスコ ワイワイミーティング】 5.5に開催したシニアディスコの報告会を兼ねて、久しぶりにワイワイミーティングをやります。 シニアディスコに興味ある シニアディスコを主催してみたい シニアディスコに参加して楽しかった シニアディスコの話題でワイワイするオンラインミーティングです。 シニアディスコの動画も流します🎥 参加申込み不要、参加費無料 気軽に参加してくださいね。 5/9(木)19:00start 詳細は、シニアディスコ公式LINE→ワイワイミーティングをタップ @senior_disco お問合せはDMから #シニアディスコ #シニアディスコを広める会 #ワイワイミーティング" 32 likes, 0 comments - harusan.kaigo on May 7, 2024: "【シニアディス www.instagram.com

その場にいる誰もが楽しみながら
非日常を慈しんでいるように見えました。
大声を出しても、駆け回っても、
はしゃいでも、手を取り合っても楽しい。

90代と20代のセッション

刹那

シニアディスコが終れば、みなさん三々五々に
帰っていきます。
私が寂しくなる時間です。
と同時に、その刹那的な空間を提供できた
満足感に浸る時でもあります。

知らない人同士のコミュニティには
他者の「個」に踏み込まない
やさしさがあります。

自分の「個」も、他者の「個」も愛し、
尊重し合える場が好きな人たちが
またいつか集まれることを願いながら
今回のシニアディスコは終わりました。

次回開催予定

次回は、8月に開催予定です。
大阪市都島区のデイサービスとの
コラボ企画です。

詳細は、シニアディスコLINE公式アカウントから
お知らせします。
いち早く情報がほしい方は、
登録をお願いいたします。

これからのシニアディスコ

これから、シニアディスコは変化の時期を迎えます。

多くの方々に支援をしていただきながら
成り立っているイベントです。
いつも悩みや喜びを分かち合ってくれ、
私が思いつかないようなアイデアを交わす
仲間たちがいるから継続できています。

さまざまな意見や思いに耳を傾けながら
シニアディスコを大切に育みたい。
今はそんな思いです。

最後までお読みいただき、感謝申し上げます。

はる社会福祉士事務所
佐々木さやか

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