見出し画像

老人ホームは食事で選ぶ⁈ 老人ホーム見学ツアーレポート 2024年10月

はる社会福祉士事務所オリジナル企画「老人ホーム見学ツアー」
今月は初のランチ付きでした。


老人ホーム選び 食事が決め手

老人ホームを選ぶ時、「食事」を重視される方は多くいらっしゃいます。中には、入居先の食事が口に合わず、住み替えを検討される方もおられます。
それぐらい食事のおいしさが重要ということですが、おいしさの他にも大切なポイントがあります。

1.セントラルキッチンかホームの厨房で作っているのか

セントラルキッチン(複数の老人ホームで提供するメニューを1か所で調理・加工する工場)で作った食事を老人ホーム内で温めて提供するところと、老人ホーム内に厨房を設けて、そこで調理したものを入居者に提供するところがあります。
老人ホーム内の厨房で作ったものを提供する方が、味や鮮度は良いのですが、コストがかかり、月額料金に反映されます。

2.選択食があるか

朝食はパンかごはんか、夕食のメインを肉料理、魚料理などから選択できる老人ホームがあります。その場合、ほとんどが予約制です。
毎朝焼き立てパンを出すという、うらやましいところもあります。

3.季節ごとのイベント食

老人ホームでの生活が長くなってくると、食事に飽きてしまうかもしれません。
クリスマスには鶏料理、節分には恵方巻、土用の丑の日にはうなぎなど、見た目にも楽しいイベント食の提供があれば、楽しみが増えます。
季節や行事に合わせたイベント食が提供されるかどうかも、ポイントの一つです。
今回の見学先では「栗ごはん」を出していただきました。

その他にも食事形態や温かいものが提供されるかなどもチェックしましょう。

見学先老人ホームの特徴

今回の老人ホームの見学先の特徴は以下の通りです。

1.バランスの取れた立地

大阪市内で、最寄駅から徒歩8分。
最寄駅からは、梅田などのターミナル駅まで乗り換えなしで行けます。

近隣には公園やスーパー、スポーツジム、飲食店が数多くあり、ファミリー層も多く住んでいます。
近くの公園では、子どもたちの遊ぶ姿が見られます。

2.食事がおいしい

食事のおいしさで入居を決める方がいるほど、力を入れておられます。
選択食はありませんが、季節の食材を取り入れたメニューが入居者のみなさんから好評だそうです。

3.夜間も看護師配置

24時間看護師さんがいる老人ホームです。
夜間の医療ケアが必要になった時にも、安心です。

老人ホーム見学ツアーの流れ

1.ランチ試食

老人ホーム到着後、まずは食事。
「こんなに豪華なお食事を毎日いただくのは贅沢かも」
「思っていたよりしっかりとした味付けですね」
口々に感想を言い合いながら、完食しました。

栗ごはんに季節を感じました🌰

その後は、老人ホームの担当者から説明を聞き、館内見学となりました。

2.自立フロアと介護フロア

今回の老人ホームは、自立フロアと介護フロアが分かれているタイプです。
お元気な時は自立フロアの居室で暮らし、介護が必要になれば介護フロアに移り住むというものです。

このタイプの場合、自立フロアは明るく豪華で、介護フロアは暗く簡素な雰囲気というところがあります。しかも介護フロアを見学者に見せないということもあります。(諸事情があるとは思いますが、できれば見せていただきたいものです)
今回はしっかり見学できたので、みなさん好印象を持たれたようです。
参加者の方が「介護フロアの雰囲気が良いかどうかが、大切ですよね。」とおっしゃっていましたが、まさしくその通りです。
介護が必要になった時こそ、明るい雰囲気の住まいがいいですよね。

お部屋の隅々まで👀

3ミニ講座&座談会

老人ホームを後にして、カフェに移動です。
毎回ご好評いただいている、ミニ講座と座談会の時間です。
老人ホームの食事チェックポイントや入居金、返還金について学びました。

良質な情報をお伝えするよう心がけています

「金銭的な裏側のしくみを丁寧に解説していただけたのが良かった」
「ミニ講座でしか聞けないお話役に立ちます」などご感想をいただき、本当に励みになります。

いただいたご感想

次回の老人ホーム見学ツアー

次回は11月16日(土)に行います。
現在、お申込受付中です。(10月29日締切)
詳細は、こちらから。

最後までお読みいただきありがとうございました。

~老人ホーム選びは、見学から~
はる社会福祉士事務所 代表 佐々木 さやか


いいなと思ったら応援しよう!