見出し画像

55.「イカスミ」はよく聞くけど、「タコスミ」を聞かないのはなぜ?

イカスミのパエリア
イカスミのパスタ
イカスミのリゾット

イカスミの料理が大好きなので、レストランのメニュー表で「イカスミ」を見つけるとすぐ注文してしまいます。

今日、知り合いの方と話してて、イカスミはよく聞くけど、タコスミをあまり聞かない理由を教えていただき、とても興味深かったので共有します。

イカは「分身」をつくり、タコは「煙幕」をつくる

どちらも敵から身を守るときに墨を吐きますが、その墨の目的がそれぞれ違うようです。

イカ:墨=自分の分身
タコ:墨=敵の視界を遮るもの

そんな目的がそれぞれ違うとは知らず、まずここで「へー!」となりました。

そして、イカの墨は、分身を作りそこの留めておく必要があるので、水に溶けにくいようにドロっとしているそうです。
一方タコの墨は、視界を遮るために面積が必要なので、水に溶けやすくサラッとしているそう。

生物って本当にすごい…。

なぜ「イカスミ」が使われることが多い?

イカスミとタコスミには、上記の通り違いがありますが、なぜイカスミの方が料理で使われるのか?

ドロっとしていて粘り気があり、タコスミよりも味が濃いため、料理に活用しやすいそうです。
タコスミは少し手間を加えれば、結構美味しいんだとか。
調味しないとあまり味がしないそうです。

イカスミとタコスミを比較して、いろいろ実験している記事を見つけたので、良かったらぜひ。

「タコスミ」ってなんで無いんだろう?って考えたことなかったですし、タコスミも意外と料理にしてみれば美味しくなることを、初めて知るきっかけになりました。

これを教えてくれた方は、釣りを趣味にしていたのですが、誰と話すかで得られる情報が全然違うな〜と思った時間にもなり、いろんな人脈をどんどん広げれば自分の知識量もどんどん幅が広がりそうですね。

タコスミ料理、どなたか作ってみてください。
私が食べにいきます!笑
※私はあくまで「食べる専門」です。


いいなと思ったら応援しよう!