レッスン9「中段受け」②
受けの手順②(中段外受け)
① 両拳を握った状態で、片腕は前方のみぞおちの高さに伸ばし、もう片方の拳は耳の後ろ辺りに引いて構える。
② 耳の後ろに構えた腕を伸ばしている腕を目掛けて立てて振り下ろす。この際に伸ばしていた腕は引き手にする。(中段にきた突きを受けている意識を忘れずに)
③ 受けを行った腕を前方に伸ばし、引き手にしていた腕は耳の後ろに構える。(①の逆の形になる)
これを繰り返し行います。
私の個人的な見解ですが、この中段受けは本来、剛柔流では使わない受けです。
理由は剛柔流の型の中にこの受けが出てこないのと、剛柔流の受け技の特徴は受ける腕と引き手の腕は必ず交差させて動かすのですが、この受け方にはその特徴がないからです。
しかし、どこの道場でも教わる受け方ではありますので、知識としても知って頂くために紹介しています。