レッスン3「立ち方(平行立ち)」
拳の握り方を覚え、拳の当てる場所を覚えた!ようやく突きの稽古に入るのですね!
と聞こえてきそうですが。
いえ、まだですよ!もう一つだけその前に覚えておく必要があります。
それは「立ち方」です。
立ち方がしっかりしていないと、当然突きの威力なんて出せる訳がありません。土台ありきです。これは考えてみれば初心者でも熟練者でも当然分かる理屈だと思います。
今は、はやる気持ちを抑えて、しっかり基礎を固めましょう!基礎を固めれば固めるほど、しっかりと大きく高く積み上げる事ができます。
これを疎かにすると、ある程度覚えて出来るようになっても、また戻って基礎をやり直す事になります。そうなっても面白くありませんよね?
この立ち方を覚えたら、いよいよ突きのレッスンを開始しますからね!
今からお伝えする「平行立ち」ですが、これから先の基本稽古でしばらく使う立ち方です。色々な立ち方は今後出てきますが、最初は平行立ちだけでも覚えて下さい。
① 足を肩幅位に開く
② 両足のつま先を外へ開かず、うちへ閉じず、真っすぐ平行に向い合せた立ち方にする。
(気持ち、内側に向ける位の感覚で立つと丁度平行になります)
③ 両ひざは軽く曲がっている状態(どの立ち方もそうですが、膝をピンと張って立つ事は武道ではあり得ません。恐らくスポーツでもそうですよね)
細かく言えばもう少々意識すべき点はありますが、初心者の段階ではこの三点を意識出来ていれば良いと思います。
この平行立ちを使って、いよいよ突きの稽古へ入って行きましょう!