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佐野徹夜『透明になれなかった僕たちのために』(書籍紹介ページ)
もし僕が、誰でもいいから人を殺したいと言ったら、あなたはどう思うだろう。
あらすじ
双子のアリオとユリオ、幼馴染の深雪。ユリオの自殺とある事件をきっかけに、アリオと深雪は離れ離れになる。
大学生になり再会した二人だが、周辺では不穏な事件が連続して発生していた。大学の新歓で出会う蒼、自分と顔が瓜二つの市堰、深雪の叔父の野崎、癖のある人物たちとの刹那的な日々の中で、アリオは生きる意味を探して彷徨う。あるとき自分自身の出生の秘密に気づいたアリオは、虚無的な真実に近づいていく。
生まれてきたことに意味を見出せない少年少女の彷徨、破滅と再生を描く、青春残酷物語。
インタビュー
王様のブランチ BOOK特集(2023年11月11日放送分)
発売記念鼎談(Youtube)
特別エッセイ
レビュー(作家の方々の感想)
佐野徹夜先生(@dame_murahito )から新刊『透明になれなかった僕たちのために』河出書房新社、をご恵贈いただきました☺️お忙しい中サインまでしてくださってありがとうございます〜✨
— 青木杏樹『純黒の執行者』シリーズがアニメ化してほしいラノベ3位🥉✨ (@anjyu_official) November 8, 2023
彼らの青い景色の中で「生きる意味」が展開される禁忌の真相。胸がぎゅっと締め付けられました。や〜佐野先生すごい。 pic.twitter.com/bg07mGdlPA
佐野徹夜さん「透明になれなかった僕たちのために」
— 阿部藍樹 (@storytellyouer) November 12, 2023
読み終わりました。夜中ですが、手触りがあるうちに感想。 pic.twitter.com/ljNEVwOzQI
『透明になれなかった僕たちのために』読んだ。
— 零真似 (@romanizero) December 6, 2023
読む価値や意義があり、意識を注ぐに値する本だったと思います。佐野さんが書く妙にひょうきんな孤独人間、好きです。 pic.twitter.com/zHVUjzPZjC
書評
紹介動画
@kengo_book #PR 瓜二つの双子が抱える衝動とはーー。『透明になれなかった僕たちのために』の紹介です📚 #本の紹介 #おすすめの本 #小説 #小説紹介
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書店員さんの感想
佐野徹夜さん『透明になれなかった僕たちのために』のプルーフを拝読しました!衝撃的な冒頭一文に引き込まれ、ページをめくる手が止まりません!命の強さと脆さが、表裏一体として、体の奥深くに刻まれるような読書体験。読後、生死を行き来するような、静寂で穏やかなさざ波に包まれました。会員A pic.twitter.com/QDMajSLLTk
— 紀伊國屋書店 ブッククラブ (@Kino_bungaku) November 5, 2023
#佐野徹夜「#透明になれなかった僕たちのために」プルーフ読了。
— Lisianthus_ m_m (@LisianthusM) October 29, 2023
タイトルに込められた思いを想像してみる…透明になれたらと希う僕たち、まっさらな命で生きていられないとしたら…衝動、偽り、愛憎…向かう先で何を選ぶ。
いたい、つらい、やるせない闇に、あわい光あれと願わずにいられなかった。 https://t.co/QcHq2WXrO2
プルーフ読了#透明になれなかった僕たちのために#佐野徹夜#河出書房新社
— YUKI (@yuki_wari_sou) October 29, 2023
ごく近未来、遺伝子操作が可能になるにつれ、人の欲求がとどまることなく追求されてしまったら…
理系脳ではない私は難しい部分もあるが、論理や倫理観を、今一度考えることは必要かもしれない pic.twitter.com/HZmFGaAVW3
【#カルコス穂積】
— Official_Culcos (@Official_Culcos) November 23, 2023
〔佐野徹夜=泣ける小説を書く作家〕ではありませんでした。
ひりひりと、ざわめいてください。
刺さる人には、きっと深く深く刺さりこむはず。#透明になれなかった僕たちのために#佐野徹夜 #河出書房新社 pic.twitter.com/MWIa502hAN
読者の方々の感想
X(旧Twitter)
佐野徹夜さん『透明になれなかった僕たちのために』(河出書房新社)佐野さんの新作、非常に嬉しい。しかも表紙はloundrawさん。興味深くサスペスフルで、凄まじく面白い。夢中で一気読みした。思いきり引きつけ、強烈な力ある言葉をぶつけてくる。読み終えると、意外と頁数少なくて驚く。濃密だ。
— まきしま (@Maki_Cima) November 9, 2023
謎が見事に納得できる形で回収されていき、新しいテーマも生物専攻していることもあって面白かったです🧬
— ちーず (@WDVaPdcdw80LG5v) November 25, 2023
同時に悲しくて辛い主人公が著者の3年間に重なるようで苦しかった。
愛に不可能で、残酷な世界に生まれてしまった人たち。
これは"透明になれなかった僕たちのために"書かれた作品だと思った。 pic.twitter.com/imfwfRqHTS
佐野徹夜『透明になれなかった僕たちのために』大傑作! ソリッドで虚無的、暴力的な文体から生まれる剃刀のような切れ味の表現物。それでいて読みやすくミステリー仕立てのフックが読み手の興味を引き続け、エンタメとしても成立している。ヒリつくような心情表現と主題も過去一番の肉薄感。 #感想 https://t.co/ZBzl161Jxe
— あんくら/響/Anklang ex.いちはら観光特派員 (@Oklahomabb37) December 1, 2023
透明になれなかった僕たちのために
— よっち (@yocchi_reading) December 12, 2023
佐野徹夜 河出書房新社
双子の弟ユリオがいなくなってからどこか気持ちが中途半端なまま、幼馴染の深雪とともに大学生になったアリオ。連続する殺人事件を契機に驚愕の真相が明らかになってゆく青春サスペンス。#おすすめの一冊 pic.twitter.com/DYaKMQ80Ae
『透明になれなかった僕たちのために』本当に最高の一冊だった。登場人物が魅力的で、一つひとつのページにずっと心を揺さぶられていた。どうしていつも、この作品は自分のために書かれたものなのではないかと勘違いしてしまいそうになるほど胸に刺さる内容なのだろう。佐野徹夜さんの小説を読み終えた
— 海星 (@CPLVIBVUVCZPV) December 2, 2023
「透明になれなかった僕たちのために」#読了
— 宵町いつか (@itsuka07yoimati) November 18, 2023
この作品をどう言えば良いのか。面白かったとは少し違う気がするしかといって面白くなかったわけではない。
なんともいえない読了感。多分もう一回読む。それを何度も繰り返す作品な気がする。
あわよくば、高校性になる前にこれを読みたかった。
佐野徹夜さんの新作『透明になれなかった僕たちのために』読了しました
— しいの (@200108_) November 18, 2023
やはりとても素敵な小説を書く方です
大好きです
主人公のと同年代、私自身も双子であるという共通点からなんとも他人事ではない感じを受けながら読みましたので時々ゾワゾワしました
私も頑張って生きようと思う#読了 pic.twitter.com/18eGiaLJa8
note
著者プロフィール
佐野徹夜
1987年京都府生まれ。小説家。2016年『君は月夜に光り輝く』が第23回電撃小説大賞《大賞》を受賞しデビュー。同作は2019年に映画化された。近刊に『さよなら世界の終わり』など。
著者によるコメント
新作長編小説『透明になれなかった僕たちのために』が本日11月9日(木)に発売になりました。
— 佐野徹夜 (@dame_murahito) November 9, 2023
前回の本を出してから、今日まで、気づけば三年もかかってしまいました。… pic.twitter.com/ker6F0B4s7