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【火縄の秘密】
僕たち火縄銃撃ちが演武や射撃で使っている火縄は、正確には水火縄(みずひなわ)に分類されます。
そもそも火縄とは、、、
当初は、檜や竹繊維を編み込んで縄状にしたものでした。
檜、竹自体が油を含んでいるので、一度火を付けると継続して燃焼しやすく
消えにくいという特徴を持ちます。
しかしデメリットもあります。
それは一度水に濡れてしまうと乾燥に時間がかかる上に火がつきにくくなることです。
そこで開発されたのが水火縄です。
水火縄登場
これは木綿を編み込んだ縄に、硝石を染み込ませたものです。
縄の編み方、硝石の分量は流派により秘伝とされていました。
水火縄が発明されたことにより、多少の雨風の中でも、
火種を保持することが可能となりました。
それでは実際に、僕が使っている火縄の作り方を説明していきます。
火縄の作り方
用意するもの
材料:縄、染粉、色止め、硝石
道具:鍋、大きめの容器、バケツ、袋
まず縄ですが、僕の場合、
「金剛打ち」という編み方で、綿100%を使っています。
綿100%とうたっていても、稀に芯の部分だけ化学繊維の場合があるので、
購入する際は、念のために確認することをお勧めします。
素材が違うと燃焼速度に差が出るため、
燃やした際、縄の先がうまく尖りません。
縄の太さは自分の使っている火挟に合わせて選択してください。
緩すぎず、キツすぎない、がベストです。
これは感覚で覚えてください。
①縄を鍋で煮込む
縄には少量ですが、製造行程で付着する油や、汚れが付いています。
煮込むことでそれらを縄から離します。
また、次工程の染色もしやすくなります。
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