銃のない物語『プロミシング・ヤング・ウーマン』(2020)感想【ネタバレ有り】
『プロミシング・ヤング・ウーマン』(2019)を見た。この映画を知ったきっかけはなんだったか、覚えていない。多分Twitterでおすすめしている人を見かけたとか、そんなもんだった気がする。個人的な話をすれば、私はジェンダー、特に性的加害を題材にした物語を普段は避けては通っている人間だ。フィクションに限らず、そうした事件を取り上げたニュースも苦手だし、テレビドラマでも痴漢についてのエピソードが出てきたらさりげなくチャンネルを回す。そんな人間だが、TOHOシネマズウェンズデイと