生成AIで漫才動画作ってみたよ
こんにちは。
株式会社パンダビジョンの佐野と申します。
表題の通り、生成AIで漫才動画を作っています。以前はお笑いの吉本興業でテレビやYouTubeなどの部署でプロデューサーをしていた経験もあり、お笑いとAIについて、自分なりに試しています。
「お笑い」でも進化するChatGPT
ChatGPTで漫才台本をまず作ります。以前は「漫才」(ボケ・ツッコミで構成されるコメディ)の概念が、ChatGPTが理解ができておりませんでした。そのため、漫才を理解させるのに時間がかかりました。
(その時のnoteです。)
こちらのnoteを読んで、老舗の経済誌「経済界」さんにコメント取材をいただきました。
ChatGPTの進化に伴い、現在は漫才台本も簡単なプロンプトで作ることができます。もちろん、わかりづらいところや笑いにくいネタはこちらで修正する必要があります。
漫才台本をChatGPTで作るには
漫才台本を作るためには、ざっくりとした設定をプロンプトとしてAIに伝える必要があります。
例えば、こんな感じです。
あとは、細かく好みに合わせてチューニングしていくだけです。例えばボケをもっとわかりやすく、漫才のセリフを短くする、要所要所で「なんでやねん!」を使う などです。
AIが作った漫才台本「幽霊部員」
そうしていくうちに、このような簡単な漫才台本が出来上がります。全体の10%は人間(僕自身が)によるものですが、90%はChatGPTが考えたネタになります。
こちらを、動画にするのですが、自力でアニメとして動画にするのは大きな手間がかかるので「Kn1ght(ナイト)」という、国産のAIアニメツールを使っています。動画としてダウンロードしたり、複数名のアバターを使うには、課金が必要となります。
他に良いツール、安く使えるツールがあればぜひ教えてください。
動画を書き出したら、あとはYouTubeやTikTokにアップするだけです。
AIで作るエンタメの課題
ここまで読んでいただいた皆様には、ぜひYouTubeもチェックして欲しいです。現状再生数は数回〜数十回となかなか厳しい数字になっています(泣)。
生成AIで作る動画は、実写もアニメもどんどん精度が上がっていて、リアルな表現が可能となっていますが、アダルトコンテンツ等をのぞいて、動画プラットフォームでのパフォーマンスは低いものが多いです。
やはり、AIに対する抵抗感も根強くあり、「AI×エンタメ」を事業化するには大きなハードルになっていると言えます。
道のりはまだまだ長く険しいかも知れませんが、もっと面白いコンテンツを作って皆さんを笑わせてみたいと思いますので、どうか応援よろしくお願いします。
まとめとお知らせ
今後も、お笑い×AIについて記事を書いていきたいと思いますので、よければフォローや♡をお願いできたら嬉しいです。
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会社名:株式会社パンダビジョン
代表取締役:佐野篤
設立日: 2019年6月3日
所在地:東京都渋谷区代々木
お問い合わせメール:info@panda-vision.co.jp
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