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山菜料理人見習い 活動日記

内容:定期的訪問(フキノトウ、フユスベリヒユなど)
場所:森の香 菖蒲ご膳(佐賀県佐賀市富士町大字関屋3798ー33)
日付:2023年2月12日㈰

 『森の香 菖蒲ご膳』は山間部に位置するため、春の山菜は里に下りて採取することで季節の先取りをしています。佐賀の里で芽吹き始めたフキノトウ、この日は天ぷらになりました。

フキノトウ

フキの花がつぼみのうちに、また硬く閉じている物が美味しい
天ぷらにする時は周りの葉を少し剥ぎ、花芽を表出させます
左からアザミ、ムキタケ、フキノトウ、ヒメジョオン、ヤブツバキ、ユキノシタ、菊芋

フユスベリヒユ

パースレインウィンター、マイナーズレタスなどとも呼ばれるフユスベリヒユ
多肉植物のように若干粘りがあり柔らかい口当たりで生食できる

菊芋のグラタン

細切りにした菊芋を炒め、菊芋のポタージュを注ぎ・・・
チーズとパン粉をちらしオーブンで焼き・・・
仕上げにバーナーであぶります

タカナの一夜漬け

 九州地方では高菜の古漬けがよく食べられます。さらに古漬けをごま油で炒め調味した油炒めも有名です。『菖蒲ご膳』では味の強い古漬けは出さないため、タカナは一夜漬けにします。

外で数時間干して水分を飛ばします
塩をまぶし、力強く揉みます
一晩漬けこめば完成です

株主総会

 実は『菖蒲ご膳』は株式会社です。しかも株主さんは菖蒲地区の方々だけ。この日は年に1回の株主総会が開かれました。昨年と比較し「菊芋の味噌粕漬け」の製造が大幅にアップしたとのこと。カンフォアの塩、丸秀醤油の味噌、古伊万里酒造の酒粕を使ったこだわりの「味噌粕漬け」は店頭の他、店舗近隣の道の駅、そして通信販売もしています。是非一度お試しください!

株主総会前の役員会

 昨年はフキノトウの旬が過ぎた頃に『菖蒲ご膳』を訪問したため、まだまだフキノトウについては未開拓です。今年は旬のフキノトウを存分に楽しみたいと思います。

 なお同じ所属課の地域おこし協力隊「低山トレッキングガイド見習い」の天野さんと『箸とピッケル』という名前でInstagram & Facebookもしています。こちらはライトな活動報告を掲載していく予定なので、良ければフォローよろしくお願いします☺

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