参農サポートセンター スタッフ紹介
令和6年ももう師走。南丹市では冬らしく、時雨のお天気が続いています。京都市の冬は乾いた晴れの日が多いと思いますが、北に行くほど晴天の日は少なく、曇りや雨、雪の日が多いです。移住希望の方は、ぜひ冬の南丹市も見に来ていただけたらと思います。(上の写真は数年前のもの)
さて今回は、参農サポートセンターのスタッフ紹介をします。現在、女性3名が交代で毎回1名ずつ担当しています。みんな移住者で、南丹市が気に入って引っ越してきた者ばかりです。
自己紹介します!
・1人目は・・
牛尾(うしお)です
3年前に大阪府吹田市から京都府南丹市日吉町に畑を買って移住。住処は借家。気ままに田舎暮らしを満喫中です。
・移住の経緯は?
もともとは、地元の市役所に勤務していたのですが、25年勤めたところで退職。生きていくために必要となる食料と直結する農業に目を向け調べるうちに、自然栽培とぶつかり、無化学肥料、無農薬、不耕起で栽培できたらいいなぁと思っていたところ、ぴったりの畑を紹介してもらい、移住しました。
・農業との関係は?
畑の前所有者は、農業として成立させておられたのですが、売り物になる作物をつくるのは難しくて…「畑を荒らさない」ことを死守しながら、細々と黒豆、小豆の栽培をしています。
・今やっていることは?
区の会計
村づくり協議会役員
丹波音頭・踊り愛好会
竹細工を習い始めました。
畑の排水をよくするための溝掘り
黒豆の乾燥、皮むき、選別
小豆の乾燥
【コメント】牛尾さんは色々な事に積極的で、どんなことにも柔軟に対応してくれます。移住3年目にしてすでに地域の役をいくつもしていることからもわかるように、とても頼りになります。すべてのことに的確に、(わからないならわからないと)答えてくれる冷静な判断力を持った人です。
・2人目は・・
ドワイヤーです(日本人です)
神戸市出身日吉町在住
・移住の経緯は?
東京の山奥から東日本大震災後に「田畑ができる京都の田舎」を探してたまたまたどり着いた南丹市に移住しました。現在移住12年目。仮住まい4年の後に、理想の田畑付き農家住宅を見つけ定住開始しました。
・農業との関係は?
高校生の頃、両親が急に野菜作りを始め、数年後には通いでお米作りを開始。自分は親をたまに手伝ったり、農業体験に行ったりしつつ、20代半ばから静岡の田舎や東京の山奥で、住まいについていた畑で小さな自給農を開始しました。本格的に農地を取得してお米作りを始めたのは、南丹市で現在の物件を手に入れてからです。その時の経験をベースにして設立した移住サポート/里山の担い手育成をするNPO法人つむぎで「農×移住フィールド講座」として年間を通したお米作りの講座などを実施しています。お米と卵は自給、野菜はぼちぼち。
・今やっていることは?
・稲作とさつまいも、にんにく、豆などあまり手のかからない野菜づくり。
・通訳/翻訳/リサーチ業をフリーランスで営む。分野は、再生可能エネルギー、海洋環境、平和問題、ダイビングなど。
・つむぎの運営、親子の里山遊びグループ「さとやまさんかく」の運営
・4歳と8歳の男児の子育て。男子の思考についていけず四苦八苦の日々。
【コメント】ドワイヤーさんはものすごいバイタリティーとパワーあふれる人。やっていることのボリュームは自己紹介の100倍と思ってください。とにかくすごいです。3人の中で唯一子育て中ですので、田舎で子育ての話も聞くことができます。
・3人目は・・
前田です。
石川県出身で南丹市日吉町在住8年目、猫を飼って5年目です。
・移住の経緯は?
田舎育ちなので都会になじめずいつか田舎に暮らしたいと思っていたところ、南丹市美山町に仕事を見つけ移住しました。とはいえ最初は家が見つからず、南丹市地域おこし協力隊になって自分の家を探しました。近所の人に声をかけてもらって見つけたのが今の家です。古民家を改修し住んでいます。冬は土間が寒いけれど、気に入っています。ネズミが出たので猫を飼いだしました。
・農業との関係は?
実家で祖父母や親が田畑をやっているのを見ていたぐらいで、自分はどちらかというと農作業は苦手で・・でも買った家に畑がついてきたので、草刈りなど簡単な作業はしています。近所のおばあさんたちが毎日毎日畑に出て何時間も働いて、おいしい野菜を作っているのが本当にすごいことだと思います。私は野菜をもらってばかりです(笑)。
・今やっていることは?
山のガイド
地域振興会の部長
龍の森プロジェクト会員
女性消防団班長
NPO法人つむぎ「田んぼの1年生」
ひよし魅力発信プロジェクトで地域映画作り
他には家の前で地域のお年寄り向けおしゃべりカフェ「ふくろのねこ」を週に1回しています。
ちなみに今回のブログは前田が担当しております。南丹市に移住してきて、都会に住んでいたらやっていなかったことをたくさんしているなと改めて思いました。やってみようかな?と思ったことがなんでも実現できるのが田舎のいいところかなと感じます。(都会でもできるのでしょうけど、人とのつながりの濃さがハードルを低くしている印象)
このような3人で運営している参農サポートセンターです。お気軽にのぞきに来てくださいね。
南丹市参農サポートセンター
電話:0771-68-1616 FAX:0771-72-1005
メール: sannou.nantan@gmail.com
開設時間:火・木曜日(祝日除く)13:00~17:00