見出し画像

お菓子作りのススメ🧁

こんにちは❣️
元パティシエAV女優の三宮つばきです👩‍🍳

今日は、料理経験も少なくお菓子を作った事はないけど何と無く興味がある方や挑戦してみたいけど何から始めたらいいかわからない方に向けたnoteを書いてみました🍨💕私と一緒にスイーツマスターになりましょう😎

画像2

まずは初心者向けのお菓子から

特別なものは必要なし!家にあるもので出来る失敗しにくいお菓子です。

🥞ホットケーキ🥞
市販のホットケーキミックスを買って指定された通りの分量を正確に測る練習をしましょう!お菓子作りにおいて『てきとー』はご法度!
焼くときは生焼けにならないようにフライパンを熱しすぎない事がポイント。周りだけ焼けて生焼けになる失敗は他のお菓子にも通じます。
生焼けにならないように小麦や卵に火が通る感覚を身に着けてください❣️

🍪クッキー🍪
材料は「小麦粉」「卵」「砂糖」「バター」「バニラエッセンス」の5つだけ!
最初のバターと砂糖を混ぜる工程が初心者のつまづきポイント⚠️
バターはちゃんと室温に戻して柔らかいクリーム状にしておきましょう!砂糖を加えたら練り混ぜるように根気強く混ぜ続ける🥣
砂糖がバターに溶けていきバターが空気を含んで最初より白っぽくなればOKです。

クッキーの型抜きの工程はお菓子を作ってる感があってワクワクしますよね。お菓子作りの楽しさを味わってください🎶

🥛ババロア🥛
ババロアなんて初めて聞いた❓でも大丈夫❣️ゼラチンを使って固めるおいしくて舌ざわりのいいフランス発祥の牛乳プリンです。
ゼラチンを使いますが卵の熱凝固性(卵に火が通ると固くなる性質)も利用していますのでゼリーとは違いなめらかな舌触りが生まれます💕

難しい工程はありませんが集中力と手間が必要です。
これはお菓子作りの基礎ともいえる作業で「レシピに忠実に従う力」が試されます。お菓子作りにテキトーはご法度!一つ一つの作業は面倒でもクリアすることは容易いはずです。手間をかけた分だけおいしくなる体験がしたいなら失敗しにくいババロアがおすすめ❣️
容器はコップや深い小皿でOKです💓

中級者向けのお菓子

ここからは型やオーブンを使用するお菓子になっていきます。

🍮プリン🍮
プリンには二つの工程があります。カラメル作りとプリン液作りです。
カラメル作りは砂糖を焦がすだけなのですがこれがドキドキの作業!砂糖は100度以上になりあっという間に茶色になっていきます。手際が試されるので工程はしっかり覚えて挑みましょう!そして砂糖を触らない!これが最大のポイントです。ついつい溶けていく砂糖を混ぜたくなってしまいますがお菓子作りは忍耐が必要です。無駄にいじらずじっくり待つ事が成功の秘訣です。特に砂糖は結晶化しやすい材料ですので、その特徴を覚えて砂糖の扱いに慣れていきましょう🍯

ちなみに、カラメルはプリンの型の底に均等にならさなくても大丈夫です。プリン液より比重が重いので蒸している間に自然と下に広がってくれます。

🧁パウンドケーキ🧁
こちらはイギリス発祥のお菓子です。パウンドというのはポンド(重さ)の事で、全ての材料が1ポンドという理由からパウンドケーキと名付けられています。フランスではquatre-quarts(4分の4)などとも呼ばれ、ここからわかる通り材料は4つ、小麦粉・砂糖・バター・卵で全て同じ量です。

パウンドケーキができた当時は卵と砂糖を混ぜ続けるとクリーム状に泡立っていきそれを熱する事で泡に含まれた空気が膨張し生地に細かな空気の穴ができて膨らむという事実が発見されて間もなかったですが
現代はベーキングパウダーがありますので上記の膨張性+ベーキングパウダー(膨張剤)で安定的にケーキをふっくらさせることができます。

ベーキングパウダーを使うことで初めての方でもケーキを膨らませることができるのでスポンジケーキより成功しやすいパウンドケーキはお勧めです!

🍓ムース🍓
ババロアからステップアップ!ムースに挑戦してみましょう。
フレッシュフルーツを使ったムースはコンビニスイーツを凌駕するおいしさです❣️フルーツや生クリームを使うデザートは火を通さないため消費期限が早くコンビニやスーパーでは取り扱われないのでわざわざケーキ屋さんに出向かなければ食べれません🍰
それを自分で作れるというのがお菓子作りの良いところですね😋💕

ここでポイントになるのは「生クリームの7分立て」
今後お菓子作りをするなら必ず理解しなければいけない用語です📝
レシピでは「つのが立つくらい」「もったりした感じ」など抽象的な説明しかされないのでみんなが躓きやすいポイントですが、ネットにはわかりやすく解説してくださるサイトもあるので諦めずに挑戦してみてください✨

そろそろ腕試し!上級者向けのお菓子

🥚カスタードクリーム🐣
カスタードクリームっておいしいですよね😋
でもどうやって作られてるか知ってますか❓
カスタードクリームは卵と牛乳と少しの小麦粉でできていて卵の熱凝固性を利用してクリーム状に固まるという仕組みです。
なぜ上級向けかというと卵に火が入って固まっていくタイミングが非常に難しいとされているからです。火を入れすぎるとスクランブルエッグになってしまうし、火が入らないとクリームにならない。この絶妙な火の通りをコントロールできれば上級者といって差し支えないでしょう‼️

(レシピ見ただけでわかる。メンドクサイやつや。)
いろんなレシピサイトがありましたが調理学校のパイオニアである辻調理さんを貼っておきます。
ポイントは中火でかき混ぜ続ける事。思っているよりも腕が疲れます。焦げやすいので常に鍋肌となべ底をリズミカルに行ったり来たり、無心になって混ぜ続けましょう🥣
私は現役の時一回のカスタード炊きで最大5リットル分仕込んだことがあるのですが地獄でした😞

出来上がったカスタードクリームはタルトにするとおいしいですよ🥧💕
タルトはクッキーと同じ要領でできますので簡単です😉

🎂スポンジケーキ🎂
いよいよ来ましたね!スポンジケーキです🍰
ホールケーキはもちろん、パフェに使ったり、ムースの下に敷いたり、いろんなところに出番がある洋菓子界の立役者です。

スポンジケーキはパウンドケーキと違いベーキングパウダーは使いません。卵の力だけで膨らませるのでいかに卵と砂糖をしっかりきめ細かく泡立てられるかがポイントになってきます。手で泡立てると途方もない事になるのでハンドミキサー必須です‼️
メレンゲ(卵白の泡)を作った後卵黄と合わせる別立て法
黄身と白身を分けず一緒に泡立てる共立て法
の2種類がありどちらも利点と欠点があるのでお菓子によって使い分けることが多いです。

画像2

これは高度な料理ですので、自分が気に入る、理解しやすいレシピ本を買う事をお勧めします。なるべく細かく何故その工程があるのか理由込みで書いてあるほうがやりやすい方もいれば、写真多めの方が分かりやすい方もいらっしゃると思うので、本屋さんでいろんなお菓子の本を見てみてください📚
ネットのレシピサイトも悪くないですが、本物のレシピ本に勝るものはないです👩‍🍳

プロ顔負け!?プロも手を焼く超上級者向けお菓子

ここから先はさらっと紹介!よく見るお菓子だけど実はとても技術の問われるお菓子たち…挑戦してみたいなら本格的なレシピ本を買ってください。

💛シュークリーム💛
みんな大好きシュークリーム!
牛乳とバターと小麦粉を鍋に入れて練って作ります‼️

は?って思うと思いますが工程の途中はこんな感じです。

画像3

なんだこれは…これがシュークリーム?と思った方はぜひレシピサイトに飛んでみてください。

難しいポイントはそうですね…すべてです。

❤️シフォンケーキ❤️
シフォンケーキはスポンジケーキよりふわっふわでまるでスフレのようなケーキです。シフォンとは絹織物のことで絹のようにきめ細かな食感を表しています。
アメリカで発案された後あまりのおいしさに世間をにぎわせたのですが、開発者がレシピを秘密にしていたのでしばらくの間シフォンの秘訣は謎のままでした。しかし開発者が高齢になり後世へ向けてレシピを公開しその秘密が明らかになりました。それはなんと…生地にサラダ油をいれる製法!

卵にサラダ油をいれるなんてまるでマヨネーズですね。
お勧めのレシピ本がありますので作りたい方はぜひ参考にしてみてね😊💕
シフォンケーキの基礎が詰め込まれています。私は紅茶のシフォンが好きです☕️

💚マカロン💚
かわいいお菓子ナンバーワンのマカロンはプロも手を焼く難しさです。
上のシフォンケーキと同じく材料はシンプルなのですが…そうお菓子はシンプルであればあるほど難しいのです。

卵白と砂糖でメレンゲを作りアーモンドパウダーを加えてから生地を色付けし、その後になんとわざと泡をつぶします(マカロナージュという作業)
そうすることでツヤが出てマカロンらしいぽてっとした感じになるんです。

その作業がうまくいくと”ピエ”ができます。
ピエというのはマカロンの下にあるひらひらした部分です。

画像4

そしてマカロン生地を絞るときに高さや大きさを均一にするのも技術が必要になってきます。練習あるのみですね!

最後に

①お菓子作りにテキトーはご法度
②時間をかけて手間を惜しまず
③お菓子は化学

このポイントを押さえておくことが大事だとおもいます。
特に最後のお菓子は化学というのは重要です。
科学実験をするように工程や順序や分量は忠実に守らなければ成功しません。なぜならお菓子は化学反応をつかった料理だからです。
卵の「乳化性」「熱凝固性」「泡立性」はどのレシピでも利用されている性質です。これらの性質をベストな状態で利用するために砂糖や温度管理があります。分量や比率や温度を変えることで千差万別のお菓子ができ、逆に言えば変えてしまうと思った通りの出来上がりにならない。

レシピを忠実に守ることがお菓子作りにとっては非常に重要な事になってきます。とは言っても時間や手間を惜しまなければ書いてあることをそのまま実行する事は誰でもできますよね。だからお菓子作りは誰でもできると私は思っています。

もちろんデコレーションや絞りなどは技術がいりますが車の運転と一緒で練習すれば誰でも出来るようになります。プロは仕事で沢山経験を積むからうまいだけです。

本当にセンスが求められるとしたら飾りや盛り付けです。同じ味でも綺麗な方がおいしそうにみえますよね。そういうのは美術的センスが必要です。

画像5

挑戦してみたいレシピはありましたか❓
この中で私が好きなのはイチゴのムースとシフォンケーキです😋💕
聞いたことのないお菓子もあったかと思いますがどれもおいしいので気になる方はぜひケーキ屋さんで買ってみてね🍰

最後まで読んでいただきありがとうございました。あなたの最初で最後の推しになりたい。三宮つばきでした☕️💕

いいなと思ったら応援しよう!