夜の使い道
【日記】
昨夜のこと
Yちゃん「俺が誘っても、どっこも付いて来てくれないじゃん」
sanngo「うん」
Yちゃん「いつも『行かない、帰る』じゃん」
sanngo「うん」
Yちゃん「お高いんだよな〜、sanngoちゃん」
sanngo「違うよ、家が好きなんだよ」
Yちゃん「一度だけ、一回だけ一緒に飲んでくれてもいいでしょう?」
sanngo「家に帰りたいんだけど…」
ミユ「この人、ヲタクなんだよね〜」
Yちゃん「家でイイ人でも待ってるんだろ?!」
sanngo「違うよ、一人暮らしだもん」
Yちゃん「本当?」
sanngo「ホント!」
Yちゃん「じゃあ、1時間だけ1時間だけ付き合って」
ミユ「私も行くぅ!!」
たしか、こんな経緯でYちゃんとミユと私、三人で飲みに行く羽目になった昨日の深夜。
マシンガンのように喋るYちゃんの隣で、ただ煙草をふかして時間が経つのを待っていた。
Yちゃんは亡くなったダーちゃんの友人で、ダーちゃんの入院当初から、ずっと私の事を気に掛けてくれているから、無下に断る事も出来ない。
あ、断り続けてきたか。
Yちゃん「まだ書いてるの?小説?」
sanngo「うん、でも今年は落選したけどね」
noteで私が綴っている事は、誰にも内緒だから言っていない。彼が言っているのは、以前に書いていたサイトの事。
Yちゃん「やめないの?書くこと?楽しい?」
sanngo「今は楽しくない…かな」
Yちゃん「楽しくなければ、やめちゃえば?人生は短いよ」
sanngo「そうだね。何故書くんだろうね」
Yちゃん「やめてさ、一緒に遊ぼうよ」
sanngo「そういう訳にもいかないのよ」
こんなに軽いYちゃんだが、彼はポルシェを始めとして車を3台、バイクはハレーを2台、他に5台のオートバイを所有する、どちらかと言うとお金持ち。
山持ってるし(笑)まぁ、田舎の富豪ってヤツ。
Yちゃん「遊ぼうよ〜!!横浜行ったり、好きな所、何処でも連れて行ってあげるからさっ」
sanngo「うーん…」
とても有り難い言葉だ。こんな普通のオバサンに対して。
でも違う。違うんだよ。
私が求めている世界とは、違う。
精神世界?
世界じゃないのかなぁ〜?
価値観なのかな?
生き方なのか?
とにかく違うの。
久しぶりに外で飲んで疲れた。
求めているものは、もっと他のもの。
それを思い知った夜。
やっぱり、この仕事いつか辞めたい。
私の夜は書くために使いたい。
こんなこと書いてるから、女性noterさんに嫌われるのかな〜?別にモテてるわけじゃないし、自慢してるつもりでもない。
Yちゃんは介護を頑張ってきた私に「ご褒美」をあげたいって、いつも言ってるだけの話。
ただの日記なんだけど。
とにかく1000字書けた。