#愛読書で自己紹介
山根あきらさんの素敵な企画に参加させて頂きます。よろしくお願いしますm(__)m
私は見た目は大人しそうな普通の女性だと思うけど(多分)中身は変人です(笑)
それを隠す為に髪を伸ばし常にそこそこの流行を追ったファッションで武装していると言っても過言ではない(笑)
でも読んでいる本は割りと普通かもしれない。
3冊……この3冊ってのが、なかなかの曲者だよね(笑)昨日から考えて絞ってるんだけど「愛読書」で3冊か〜。
先ず一冊は中学生の時に読んだカミュの「異邦人」
あまりにも有名だから少々載せるのに気が引けた。
カミュがノーベル文学賞を授賞するきっかけになった作品らしい。
「昨日、ママンが死んだ…」
から始まるこの小説の中の主人公は、あんまり母の死を悲しまない。そして翌日、海水浴に行って『太陽が眩しかったから』殺人を犯す。
時が経って何度も読み返した本だから「愛読書」なんだろう。人間の矛盾や無常を描いたカミュの代表作だが、未だに私の中で、この小説が何を訴えたかったのかの真の答えは出ない。バカだからだろうけどね、トホホ(苦笑)
「愛読書」なのに好きか?と問われるとそうでもないような気がする。でも私の原点なのかもしれないから好きなんだろうな(笑)
2冊目は「パラサイト・イブ」瀬名秀明
これを読んだ時に自分の心に衝撃が走ったくらい大好きな作品。一応ホラー小説なんだけど、そんなに怖くはない(笑)こういうホラー書いてみたいな〜。単純にただ生理的に好き(笑)
擬音、こういう使い方していいんだ!って思った作品。
3冊目、悩んだ末に、やっぱり推理小説をあげとかなくちゃね。
最後の最後まで「テロリストのパラソル」藤原伊織
や宮部みゆき作品と悩んだけど、一番好きな作家の桐野夏生の江戸川乱歩賞、授賞作品「顔にふりかかる雨」
彼女の代表作としては「柔らかな頬」や「OUT」を上げる人も居るだろうけど、やっぱり私はデビュー作のこの小説が一番好きかもしれない。
桐野夏生が好きなのは推理小説なのに「人」を描くから。人間の持つ闇や欲望を納得いく形で、しかも繊細に推理小説の中に織り込んでいくのが、女性推理作家の醍醐味じゃないかなと思う。それに桐野夏生の小説は、どれもかっこいいんだよね。
以上、悩んだ末の3冊です(苦笑)
どれもこれも結局は有名作品に落ち着いちゃった(笑)
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