ダスターシュート
昨夜は、寝落ちした(ノД`)シクシク
ごめんなさい(誰に謝ってるの? 笑)
おはようございます、sanngoです。
【或るスナックの戯れ言】
11月に入った。
今まで「コロナ」で、殆どなかった忘年会を今年から再開する会社が多いらしい。
私とミユが経営する小さなスナックにも、忘年会の予約が既に二件ほど入っている。
でもかえって、団体客さんの方が接客は楽だ。
出す物を出しておけば、後は勝手に遊んでくれるケースが殆どだから。
私は足りなくなったアルコールやアイス等を補充していればいい。カラオケもお客様がデンモクを使って勝手に入れてくれる。
・
普段、私のお店には一人でいらっしゃる常連のお客様が多い。こちらの方が接客は難しい。
ただ「酒を飲む」ためだけなら、家で一人で飲んでいれば安くすむ。わざわざ高いお金(うちは良心価格です 笑)を払って、外で飲むのには、それなりの理由がある。
その殆どが
寂しかったり、誰かに愚痴を聞いて欲しかったり…
ネガティブな気持ちを発散されにいらっしゃる。
色んな人の愚痴を毎日、笑顔で受け止めて、お帰りになる時は少しでも心が軽くなっていればいいと思って相手を務めるが、
私が話を聞いたとしても解決しない事が九割だ。
それでも人は愚痴をこぼす。
こぼしたいんだ。
だから、その一つ一つをゴミ箱のように受け止める。
「一人息子が癌になった」
「会社の人間関係が上手く行かなくて休職した」
「親の介護に疲れ果てた」
等々
ここ数日で私が聞いた話は、聞いただけでは問題は全く解決しないものばかりだった。
それでも人は、誰かに吐き出したい。
一緒になって泣いたり、笑ったりしてもらいたい。
自分の中で、もう問題が解決していたら
「そうだね」
って誰かに背中を押してもらいたい。
・
以前書いたコラボ小説「兼業小説家志望」の中で、私はスナックのママが、自宅に帰る途中でダスターシュートに、その愚痴を投げ込むシーンを書いた。
(覚えていらっしゃる方が居たら、嬉しい)
実際にそんな気持ちになる夜もある。
冷たいようだが、心が他人の悩みでいっぱいになると、次の人の愚痴を快く受け止めてあげられない。
あ〜あ
また愚痴ってる?(苦笑)
此処に書き殴る事が、私のダスターシュートかもしれない。
数日前、男泣きに泣きながら、最後は号泣してお客様が歌われた曲 ↓
「失恋でもしたの?」
と聞いたら
「飼っていた犬が死んだ」
「それは泣くわ!!」
それでもなんでも、生きなくちゃ。
今日と言う日を自分らしく刻もう。
ご飯炊こう(笑)
じゃぬん♪