愛の言葉 #小牧幸助文学賞
貴方がいつも居た場所に同じ恰好で座った。
同じ指と指の間に煙草を挟んで真似をした。
グラスの水滴がまるで私の涙のようだった。
ベランダから吹いた風に貴方を感じていた。
煙草を揉み消して生きる為に空を見上げた。
「愛の言葉」……昨夜、ギャングロッカーさんがくれたお題。
深夜に異常にお腹が空いていた私に「愛の言葉」なんて無理だった。
「花より団子」状態そのままだったから
だから、お昼に近い朝ね。
約束は守ったよ、ギャングロッカーさん。
私の「愛の言葉」は生きる。かっこ悪くても「生きる」
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