思春期の子どもと最幸家族になる!
昨日は次世代ファミリーコーチのブラッシュアップ勉強会でした!
私たちコーチは定期的にコーチングや子育てに関連する勉強会を行なうのですが、今回は「思春期の子どもと最幸家族になる!」をテーマに外部講師を招いての講座。
講師 佐藤幸子先生のプロフィール
https://shishunki.com/firsttime/profile/
不登校など思春期特有の悩みを抱えた子どもと3000回ものセッションを重ねた中での豊富な経験からの知見と、論文を大量に読んでこられたという科学的なエビデンベースのお話は、私の収集欲・学習欲が大喜びする2時間でした♪
不登校は文科省の通達もあり、無理に学校に来させることは無くなったのですが、まだまだ不登校を「恥」だと思い苦しむ親子が多いです。
子どもは学校という場が苦しくてこの状況になっているので、悩みに寄り添うことはとても大事だけど、恥ずかしいと思って親子共に自己肯定感を下げる必要はないのです。
今回の講座で更に理解が深まり、不登校は恥ずかしくないんだ、と思いを新たにできました!
幼少期、学童期の子育ては、体力的には大変だけど、正直、思春期の子育ての大変さとは比べ物にならない。。と思っていたのですが、そのワケも理解できました。
人は誰でも生まれた時から異なった環境や遺伝子に影響され、日々個性の振れ幅も大きくなってくる。
思春期は急激な身体、心、頭の成長に伴い、より個性がはっきり発現し、行動に現れてくる時期。
これはネガなものではないのだけれど、学校という空間の中で違和感や苦痛を感じることもある。
思春期は子どもから大人になるための変容期。身体の急激な変化は心に混乱をきたしてしまうことが多いのです。
*思春期=10代?と思っていたのですが、頭の成長期間は長く、思春期は25-30歳まで続くそうです。
この現代社会の溢れる情報に晒されることで、より個性が多様化し、社会に受け入れられるようになってきた為に不登校も増えている。
これは裏を見れば現代社会の「恩恵」なので、私たちの従来の価値観をうまくスイッチさせる事で大きな可能性に変化していくのです。
多様な価値観の中から、自分にあうコミュニティを選べるし、良い感情を刺激されれば、自分が本当にエネルギーの湧くことを選ぶことができる。
SNSの世界中の人とつながる恩恵もはいうまでもなく、発達の抜けも個性として専門性を伸ばして生かすことができるのです。親にも子どもにも必要なのは、人とつながる力!
取り扱いが難しいと言われる思春期。
それは生きている思春期の研究の月日が浅く、教育現場や医療現場でも知られていないことが沢山あるそうです。
私もクリニックを4箇所周りましたが、先生と子どもとの相性も大きく、思春期というのは本当に一筋縄ではいかないのだなあ、と感じたものでした。
ちなみに、学校に行きたがらない子どもに「行きなさい!」と脅すことや、「そんなことで将来大丈夫なの?」は超NG。
脳の発達段階として
爬虫類(生存本能)→哺乳類(快・不快)→人間(理性、共感、長期的思考)の3段階があるのですが、
脅すというのは、学校で生存本能に不安を感じている部分を攻撃していることになり、「学校に行き勉強する」という理性に準ずる思考が働く以前の状態になってしまうそう。
まずは子どもの生存本能を脅かさない、家庭の安心安全な環境を実感できることが最も大事なことであり、それが満たされて初めて、理性や共感が生まれ、長期的な展望を考えるようになるそうです。
驚くほど時代は早く変化しているので、親が思春期の子育てのコツを手に入れて子どもの可能性を伸ばすことが重要!
思春期の頃に家族にしっかり愛されたという感覚は、その子の一生の財産になる!そうなので、この時期を本当に大切に子どもを関わっていきたいなと改めて思いました。
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