算命学余話 #R114 「歴史と先祖」/バックナンバー
ソ連時代のロシア人は、世界で一番読書をする国民は自分たちであると自負していました。実際、平均的なロシア人家庭には文学全集がひと通り揃っていたし、街中のベンチや地下鉄の車内で分厚い本を熱心に読むロシア人は、老若問わず日常的に見かけられたものです。ソ連時代は娯楽が少なかったという事情も、こうした読書熱を後押ししていました。
現在はスマホの普及で日本同様、ロシア人の読書時間も減少傾向にありますが、世界的には依然として高い読書時間を誇っており、特に文学作品に割く時間が多い。トルス