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インドのtourist VISAは一発では通らないときいていた。
インドのtourist VISAは一発では通らないときいていた。
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日本にいるのに日本じゃないみたい。
高い壁に観光名所や人々の写真がずらり。
頑丈な門の前にがっしりとした警備員さん。
インド旅行に向けて、人生初のVISAを取りに行ったのだ。
事前にネットで調べた情報で、インドのtourist VISAは一発では通らないときいていた。どきどき。
最初の受付は、番号札が用意されていた。呼ばれるタイミングまで、ちらちらと呼び出し番号が光る電光掲示板を見ていれば大丈夫。
深夜特急の5巻を読みながら、ちらちらと電光掲示板を眺める。
「20」
わたしの整理券番号が表示された。
ドキドキしながら窓口に向かう。
インドのtourist VISAは一発では通らないときいていた。だから、写真は貼らないで行った。けれど、窓口で写真の欄を指差されて糊を借りて写真を貼った。
インドのtourist VISAは一発では通らないときいていた。だから、お財布はリュックにしまっていた。けれど、その場でお金を支払うように言われる。
あれ。払ってよいのか。
あっさりと書類が受付のお姉さまの元に行きお金もまたお姉さんの手元に渡った。そこで手続きが終わったらしく、椅子に座って待つよう伝えられる。
インドのtourist VISAは一発では通らないときいていた。だから、待っている間は気が気じゃない。さらに、今度は整理券もないから、いつ呼ばれるのかとハラハラする。一生懸命受付のお姉さまを凝視していたけれど、口の動きが日本人とは違って読み取れない。
困った。
周りをキョロキョロすると、となりのおじさまが優しそう。
iPhoneの画面を見せて、お願いをする。
一瞬びっくりしたような顔をしていたけれど「わかりました」と答えて、わたしの名前が呼ばれるのを待ってくれた。
おじさまにお願いをして2.3分後、わたしの名前が呼ばれた。おじさまに「ありがとう」を伝えていざ窓口へ。
インドのtourist VISAは一発では通らないときいていた。今度こそ引っかかるか。と思いきや、いきなり写真撮影と指紋の採取。
写真撮影は身振りでなんとかやったものの、指紋採取がなかなかできない。受付のお姉さまからウエットティッシュとティッシュペーパーを渡された。とりあえず自分の指を拭いていたら、お姉さまが何か言っている。
あ、機械を拭くのね。
機械を拭いて再チャレンジ。なんとか指紋の採取が終わる。
インドのtourist VISAは一発では通らないときいていた。でも、拍子抜けするくらいあっさりと引換証をもらった。24日以降に受け取りができるらしい。
呆気なく手続きが済んでしまった。
わたし的には手続きよりも日本語で対応してくれたというのにインド人のお姉さまの口の形をほぼほぼ読み取れなかったことの方が大問題。
インドに行くまで、筆談の方法・身振り・翻訳アプリを駆使して現地でのコミュニケーションに備えねば。
ひょー。
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