音の世界と音のない世界の狭間で。
「音の世界と音のない世界の狭間」
これが、わたしの住む世界。
わたしは、いわゆる聴覚障害者だ。
普段は左耳に赤い耳掛け型の補聴器をかけている。
音声を使う人とは音声や筆談で、手話のできる人とは手話を使ってコミュニケーションをしている。
補聴器をつけているときは、いろんな音がきこえる。
街のざわめき、エアコンが風を吹かせている音、いろんな人の足音、そして音声。
きこえる人は、脳がききたい音を瞬時に判断していて、いらない音が小さくなるらしい。
でも、残念ながら現代の技術をもっても、補聴器にはわたしのききたい音を判別する機能はついていない。
わたしにきこえてくる音は、例えるなら、ホームビデオみたいな感じ。いろんな音がガチャガチャと常にきこえてくる。
そんな音の世界。
補聴器を外すと、水の中みたいに篭った音。
それから、ここ最近はシャーっていう耳鳴りが常時流れていてたまにピーっていう高音も流れてくる。
補聴器を外しているからといって無音にはならないのが、悩ましいところ。
こんな音のない世界。
この2つの世界を行き来しながら生きている。
わたしは補聴器ユーザーだけれど
旅行が好きで
文章が好きで
カメラにちょっと手を出し始めた。
#旅と写真と文章と #旅しゃぶ
中学と大学ではクラリネットをしていたから音楽も楽しむし
最近は茶道教室に通い始めた。
音の世界と音のない世界の狭間で
ぐるんぐるんと考えていることを
この優しい世界「note」に綴っていこうと思う。
七夕の夜に。
願いを込める。
音のない世界と音の世界の狭間をもっともっと好きになれますように。と。
あと、ねがわくば
すきなひととしあわせになりたいです。
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