若年性更年期障害について

『若年性更年期障害』が急増しています

こんにちは！サンコー薬局羅漢店の岡本です。

今回は、ここ最近急増している『若年性更年期障害』のお話をしてみます。

＞女性の閉経年齢が大体いくつくらいかはご存じですか？
平均的には、およそ５１歳前後といわれています。
しかし最近、３０～４０代前半で生理が止まってしまう『早発閉経』とそれに伴う『若年性更年期障害』に悩む方が実はものすごく増えています。

◯閉経の仕組みを説明すると、まず、老化によって卵巣の機能が低下、脳から指令が出ても老化した卵巣が働かずに卵胞ホルモンの分泌量が減少します。
結果として排卵がなくなり、生理不順が見られ、やがて閉経を迎えることが分かっています。

◯これに対して早発閉経の場合、強いストレスなどで脳からの指令が出なくなり、卵巣は正常にもかかわらず働けなくなってしまうことで起こります。

◯問題点は、普通なら５０歳前後に起こる更年期障害（のぼせ、ほてり、イライラ、鬱、手足の冷え、痺れ、めまい、不眠などなど）や、老化現象（骨粗しょう症、動脈硬化、認知症のリスクなど）が早期に起こってしまうことです。

＞早発閉経かどうかは血液検査をすれば分かります。

＞早めに適切な治療を行うことで卵巣の働きと生理を復活させることが可能です。

＞生理不順があり、妊娠しているわけでもないのに半年以上生理が来ない場合や、更年期症状などが見られ、かつ生理周期が短くなってきた場合は早めに専門家を受診しましょう。

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