「山陰経済新聞」令和6年9月28日   (下旬号)HEAD LINE

トワライズは10月23日にTOKYO PRO Marketに上場し、知名度向上や業務拡大を目指す。山陰信販から社名変更し、全国展開を視野に入れる。上場市場はプロ投資家向けで、企業統治が重視される。

鳥取県の下半期の景気は、消費は好調だが、生産が低迷しており不況傾向にある。特に鉱工業の不振が影響し、雇用や残業代にも悪影響が出ている。先行指数も下振れ、先行きは厳しい状況が予測される。

鳥取県の基準地価は26年連続で下落し、全用途の平均変動率は前年比マイナス0.8%。一部地域で上昇も見られ、米子市の住宅地は0.3%上昇したが、全体的には地方経済の停滞が続いている。

鳥取県の9月補正予算は33.72億円で、為替変動や賃上げ、和子牛価格の下落に対応する支援策を含む。災害対策や医療充実、米子空港の便拡大など地域の活性化や安心の地域づくりを目指している。

令和7年3月卒業予定の高校生の就職希望者は前年より3.9%減少し、県内求人も1.2%減少しました。製造業や飲食業で求人が減少する一方、建設業や小売業では増加しました。求人倍率は前年を上回る2.61倍です。選考開始は9月16日以降となります。

ナフコ米子東店は店舗面積を現在の1万287㎡から1万3610㎡に拡大し、駐車場などを縮小します。令和7年3月24日にリニューアルオープン予定です。

ホープタウンは経営悪化やコロナ禍の影響で2021年に閉店し、不動産売却で債務圧縮を試みましたが、負債約10億円を抱え、9月4日に特別清算開始命令を受けました。

湯喜望白扇は経営再建中の白扇が所有していましたが、リロバケーションズが2024年8月30日に買収契約を締結し、10月31日から運営を引き継ぎます。

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