「山陰経済新聞」令和6年11月28日 (下旬号)HEAD LINE
2024年、境港にはクルーズ客船が31回寄港し、乗客約2.9万人の7割以上が英語圏からの外国人観光客を占めた。人気観光地は鳥取県では「水木しげるロード」、島根県では「足立美術館」などが挙げられた。乗客の多くが高齢層で、特産品購入や観光を楽しむ傾向があり、リピーター率も高い。セミナーでは、小規模グループや体験型観光の増加に対応する必要性や、地域特有の魅力を活かした受け入れ体制強化の重要性が議論された。
鳥取県は11月補正予算案38億2千万円を発表し、大阪・関西万博に向けた観光誘致を中心に、地域活性化と安全対策に取り組む。観光事業では「名探偵コナン」周遊ツアーや誘客促進事業を展開し、美術館ライトに向けた作品購入(26.8億円)や周辺観光活性化を取り組む。また、防犯対策や災害避難所の冷房設備導入、果樹カメムシ被害対策など安心・安全な環境づくりにも取り組む内容となって
「第40回氷温研究全国大会」が開催され、部分肉の賞味期限延長技術としてマイナス1℃の氷温凍結未保存が発表された。従来の0℃保存に比べて、牛肉は25日間、豚肉・鶏肉は12日間鮮度維持が可能で、フードロス削減減や高品質輸出への応用が期待される。実用事例として井田農園が梨の販売に氷温技術を活用し、雄飛堂は「氷室豚」を前向き事例を紹介した。保存で旨味成分や甘味成分の濃度が向上する効果
山陰合同グループのごうぎんキャピタルは、過去最大規模の50億円マルチファンド「ご縁結び1号」を設立。全国のスタートアップや中小企業を対象に投資を行い、事業承継や成長支援を目的とする。東京オフィスも新設し、支援を強化。
鳥取県経営者協会の講演で谷口敏淳医師が「生産性向上」について心理学的視点から解説。動機付けのバランス、集中力を高める工夫、ストレス回避の睡眠確保、効果的なコミュニケーション法を提案。
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