短歌がわからない
短歌を書いている友達の地元へ遊びに行った。おすすめされた色んな短歌集を広げながら「短歌って五・七・五・七・七だけかと思ってたけど違うんだ….」と思いながら、読み始めたら結構面白くて、気づいたら3冊拝借して帰ってきた。読みながら情景が浮かんでくる。こんな短いものなのに写真を見ているようだなと思うものもあれば、フッと笑える日常でこぼれ落ちそうな感情出力もあって、なんか短歌ってルール緩いし全然よくわからないけど…面白いな….なんだこれ….と感動している。
もしかして面白かったり、ふっと引き込まれる会話ってリズムを持っているのかもな、と短歌を読みながらふと気づいた。初期のツイッターってこんな感じあったな〜と思い出し、そもそも漫画とかアニメとかYouTubeの切り抜きとか、私は結構テンポとかリズムの心地よさみたいなものと合わせてそのコンテンツにハマっていくのかもしれない。ってことは五・七・五・七・七も、たまたまその時代の心にピタッとフィットした一つのリズムが人間文化として残ったのかな….などぐるぐる考えていた。
でもぐるぐる読むほどでもない一行がチラリと目に入りまた笑えてくる。
どうでもいいことを一行にギュッと書いているけれど、それが笑える。
でもたまに「わっやられたっ」と思う一行に出会ったりする。
短歌ってわからない。でも面白い。
わからないけどおもしろい、って子供の頃に忘れてきた気がする。
こういうのでいいんだった。そうだったそうだった。
なんだかいつもより気が楽になった。
やるじゃん。短歌。
一首くらい
紹介したいな
でもなんか
よくわからないし
やめときますね。
ふう。一首むず。
Q.最近のスリリングな出来事
A.手を大きく振って歩いてしまって知らない人と手を繋ぎかけて振り落とされたこと。私だってお前と手繋ぎたくなかったよ、ごめんね。
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書いた人:ガキ
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