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家族がいない
絆、独りじゃないが響いた
家族がいなくなった。正確には、妻と我が子がコロナに罹り2人は2階で、ボクは1階で生活していた。
家庭内パンデミックを防ぐのが目的。2人の協力があったことで、幸いにもボクはコロナになることはなかった。
ご飯はもちろん、お風呂、トイレ、洗面も別。やり取りは幸いというべきか、テレビ電話があったので顔を見ることはできた。
文明の利器に感謝。
同じ屋根の下に暮らしてたものの、顔を合わせないとやっぱり寂しさは募るモノ。一人で寝るのも久しぶりだったので、マットレスを敷いたものの、床の硬さが余計に腰に堪えた。
フェイス・トゥ・フェイスとか、絆とか、東日本大震災やコロナの後に流行った言葉に、どこか冷めた目で見ていた自分がいたけど、いざ一人暮らしのような生活が1週間も続くと、面と向かって会って、言葉を交わすことの重要性が身に染みた。
一人では生きていけない。そうだよね、確かに。うんうん。
電話越し、壁越しの会話は味気ない。気楽な面ももちろんあったけど、独りの寂しさが勝った。
繰り返しになるが、人は一人では生きていけないのだと実感。日常に家族がいないならば、また感じ方が違ったのかもしれないが、すぽっと2人が抜け落ちると、こんなに味気ないのかと。
2人がコロナに罹る前は、ちょっと家族がギクシャクしていたけど、みんなで団結して危機を乗り切ったことで、絆が深まり、団結力が増したように思う。
また、改めて出社の大切さも実感した。リモートワーク対応があり、一人暮らしのような感覚と一緒で気楽に、自分のペースで仕事が進められるけど、やっぱりわいわいやりたいボクには合わないスタイルだなと。
家族のこと、仕事のこと。非常事態だからこそ分かる、再確認できることがある。とはいえ、日常が続くことが一番いいけども。
おもいのままに。続けます。今日も呼吸ができた。ありがとう!