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インディーレーベルとして

ゆとなみ社はインディーレーベルだなと思い始めて、しっくりきています。

銭湯それぞれがバンド。
スタッフはバンドメンバー。

ゆとなみ社の銭湯は、
元々の雰囲気を大切にしながら、今っぽさもいれつつ、絶妙な空間に仕上げています。
なので、チェーン店のようなわかりやすいパッケージになってないし、系列店と同じにはしないので、同じゆとなみ社なんだ!なんて声があります。

スタッフは服装も髪型も自由。刺青だってok。接客や話し方もそれぞれに委ねています。

だからこそ、個性が光る唯一無二のチーム感がうまれる。それぞれの店舗にカラーがある。

ゆとなみ社というレーベルで、そんな個性豊かな銭湯をつくり育てて、抱えているわけです。

お客さんはファンということになります。
この時代、風呂無しだからと必要に迫られて来られる方はごく僅かです。家に風呂があってもわざわざ来てくださるわけですから、それはファンです。

コアなファンはグッズを買って下さります。
次作が出るとついつい買ってしまう。同じTシャツも色違いで欲しい。ライブに行く時はグッズを身につけていく。なぜならコアなファンだから。

自分もBEACH HOUSEのTシャツを色違いで買っては、アメリカから国際便で届けてもらうわけですが、ファンとはそんなものです。

銭湯は500円前後の入浴料商売です。入浴料は物価統制令で定められていて、勝手な値上げはできません。

銭湯は移動なんてできないし、通販することも不可能です。お客さんにわざわざ来て頂く"待ち"の商売です。

そんな中で、グッズは通販でも売れて、値段も自由です。これは銭湯にとって、弊社にとってと相当なシノギになっています。ビジュアルやファッションとしても、ブランドイメージのいい表現にもなります。

そもそも、自分たちが働いてる銭湯の1番のファンだったりするので、グッズ作るのが楽しいし、欲しいのです。笑

ファンに推し活をして頂くことで、我々は続けていくことができるし、モチベーションも高まる。
入浴料だけでやってければいいのですが、そんなわけにもいかず。握手会とかチェキとかまではしないけれど。

ところで、
インディーとは、インディペンデント、インディビジュアルです。

なぜ、"インディー"なのか。
個性に始まり、ローカルまでも考える精神性です。これは、ゆとなみ社にとって、銭湯を考える上でも、とても重要な概念で大切にしている言葉です。

これはまたどこかで公開します。すでに書いています。

前の記事にも書きましたが、10年後問題によりゆとなみ社銭湯が終わってしまうかもしれません。


このままだと、ゆとなみ社銭湯は

「伝説のバンド」

として終わってしまい、そうやって語られることなるかもしれないのです…。

むかし、ゆとなみ社ってとこがあって、そこが銭湯いろいろやってて、なんかよかったんだよな〜 
。梅湯とかめっちゃ有名だったよな、懐かしいなぁ、時代だよな〜

なんて。

「伝説のバンド」で終わってしまわないように、メジャーデビューしなければいけない時がきます。

メジャーレーベルとしての事業構想も固まってきました。難しいことが山ほどありますが、年内にメジャーレーベル構想を実現していく法人を設立します。

新たな法人とメジャーレーベル構想の発表ができることを楽しみにしています。「銭湯を日本から消さない!」と言うからには、なんとしてもこれはやり遂げねばなりません。

インディーレーベルとしての、ゆとなみ社。

引き続き、宜しくお願い致します!笑

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