"三次郎 "とシアトルの橋立湯
100年前に渡米した日本人たちが銭湯を作って営んでいた衝撃的な事実。
そして、唯一その姿を残しているシアトルの橋立湯へ行くことを前回のnoteで公開しました。
このような縁が巡ってくるとは、銭湯活動家としてとても光栄なことです。
ドルが160円台になって、140円台の時になぜ換金しとかなかったのだと悔いつつも、YouTubeでシアトルの様子を見たり、久しぶりの海外でわくわくしています。
シアトル。
橋立湯、パナマホテル。
一体どんなところなのでしょうか。
さて、橋立湯およびパナマホテルの現在のオーナーは、ジャンさんという方で、こちらの記事を読むとお人柄やパナマホテルを引き継いだ経緯がよくわかります。
ジャンさんは、1985年にホリ・タカシさんから購入し、パナマホテルと橋立湯を現在にまで、日本人がつくった建物やその歴史を伝えるために存続させてくださっております。
パナマホテルの歴史を辿ると、ホリ・タカシさんのお父さんが1938年に購入されています。
彼は出稼ぎで熊本から渡米した方なのですが…
"堀 三次郎" さん
というお名前だったそうです。
まさかの三次郎!笑
前回紹介した疋田さんのKindle本を読んだ方は、もうお気づきだと思いますが、まさかの三次郎なんです。笑
湊三次郎という名前は、曾祖父から借りてるので、当時では珍しくない名前だったとは言え、縁を感じずにはいられません。
ということで、熊本から出稼ぎでシアトルにやってきた堀三次郎さんに自分を重ねて、今回の渡米を味わってこようと思います。
銭湯や三次郎が繋ぐ奇妙なご縁、ほんとうに感謝です。
100年前北米で日本人が銭湯を営んでいたことを現代の日本に伝えること。
自分が果たさなければいけない役目だと尚更感じています。
それでは行ってきます!