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インド・デリーのインターナショナルスクールの中高生、しかも日本語学習者達の修学旅行のお手伝いに行ってきたら
修学旅行のアテンド昨日が1日目でした。
宿泊先である代々木オリンピックセンターへボランティアさん達とお向かいに行き、浅草散策です。
ちなみに10歳~17歳くらいの生徒が25名に先生が3名。
日本からのボランティアさんは16名。
総勢44名での浅草散策です。
修学旅行生とボランティアチームの皆様、集合
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それにしてもインドの中高生まぁ何とも元気です。
1日過ごしてみたボランティアの皆様から
「刺激になった。」
「エネルギッシュ!」
「インドが身近になった」
などの声がありました。
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細かいこと書いたら切りがなさそうなので3つ程興深かったことをサクッと纏めてみます。
① 電車内での大激論
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ほんと彼ら移動の電車内でも少し節度は見せつつ、結構大はしゃぎ。
おしゃべりに花が咲きます。
ある瞬間議論っぽくなっていました。
面白かったのは生徒だけでなく先生も一緒に激論を交していたことです。
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テーマは「男女の平等」
「食事は女性が作るものか?」というようなことでした。
インドの人の議論って瞬間的には「あれ?これ手は出ないよね?」くらいに興奮しているように見えますが、すぐにクールダウンします。
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後でその先生と公共の場での議論についての文化差についてちょっとお話。
日本では(特に素面では)あまり見かけません。
政治への関心や権利意識の話になりました。
改めて今考えてみて、感情の表出のあり方にも大きな違いがありそうです。
②ジュガール的対応とリスク管理
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ボランティアの方達にはこうお伝えしました。
「インドの修学旅行は相当柔軟性が高いですよ」と。
日本の修学旅行の場合、ご飯や観光などできるだけ一緒など決められていますが、インドの(しかも教育レベルが高い学校)場合は相当自由度が高いです。
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予測して準備にエネルギーを注ぐと言うより、「あれ適当?」って思えるほどです。
が、その場その場で何とかやってしまいます。その時の柔軟な対応力は毎回驚かされます。
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ICカードを持っている生徒と持っていない生徒がいることが駅に着く直前にわかりました。さくっと別の改札から行く組に分かれ、電車も別。先に着いた組は先に観光はじめちゃうだけでした。
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ただ帰りに「人数が足りないかも」となった時の瞬発的なエネルギーには驚きました。別の車両からも移動したりスマホでも連絡を取って一気に確認して事なきを得ていました。数えた生徒が自分を数え忘れていたからだったのですが、特に問題視もせず笑い合ってその話題は終了~です。
③やっぱり日本の「おもてなし」は凄いんでは?
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今回このお話をソヌさんから聞いて、当日のボランティアをSNSなどで募集したんです。
そうしたらこちらが管理できないほど多くの方に手を挙げて頂きました。(実際に何人かお断りしたくらいです)
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ボランティアの皆様がめちゃくちゃ頼もしかったです。
インドがジュガールなら、日本はやはり前段取りなのでしょうか。
別の経路で向かうことになっても連絡網で情報やりとりしたり、他のグループにも有益かもという情報を流してくれたり。
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先にプラットフォームに入る組とチケットを買う組が要るなどの時に阿吽の呼吸でそれぞれに何となく付いてくださり。
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ソヌさんからも
「あなたのお友達は相変わらず素晴らしい。」
と仰って頂きました。
インドと日本が手を組めば
テレビ番組に出てきた在日インド人が、
「事前準備に勤しむ日本人と現場対応力のインド人が組んだら最強だ」
みたいなことを言ってました。
あながち、間違ってないのではと思わせてくれました。
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何だかそんなことを考えてホワホワと楽しい気持ちに。
謝辞
今回これだけのボランティアさんが集まったのは多くの方に協力して頂きました。その中で新渡戸文化高等学校さまは、学校としてボランティアを募集してくれ実際に高校生が5名参加してくれました。教員のむぎさんには大変お世話になりました。
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高校生には少しハードルが高かったかも知れません。
それでも果敢にチャレンジする新渡戸文化高等学校の生徒さん達。
そしてむぎさんの程よい距離感。
胸を打たれました。
今回インドの中高生のアテンドという活動でしたが、
「日本人同士の出会いも面白かった」
なんて声も頂きました。
確かに一緒にサポートする中でのご縁が生まれたらまたそれも嬉しいことです。
一緒に楽しんでお世話して下さり皆様ありがとうございました。
引き続き6日もよろしくお願いします。