酒田市の太陽光発電企業の倒産。その先に学びがあるはず。
こちらの記事に対して思うこと
倒産した企業は、酒田市に本社を置く太陽光発電事業を展開するベンチャー企業です。
企業は、太陽光発電事業の運営・管理・メンテナンスを手掛けていました。
倒産した理由については、人件費や太陽光パネルのコスト増と貸し倒れによる焦げ付き債権の増加があげられています。
倒産により、従業員や取引先、投資家などが被った被害が懸念されます。
この会社、酒田で事業やってる人ならある程度認知度のあった会社だと思います。
衰退している地方都市酒田の希望ともいえる企業だったのではないでしょうか?
この倒産についての懸念点は下記になるかと思います。
倒産により、太陽光発電事業の運営やメンテナンスが継続できなくなることから、契約している顧客への影響も懸念される。
太陽光発電市場は競争が激化しており、今回の倒産が市場に悪影響を及ぼす可能性がある。
従業員や取引先、投資家などが被った被害が懸念される。
一地方企業が倒産しただけかもしれませんが色々と影響がありそうです。
負債総額は38億円あまりだそうですが、
それ以上の波及はあるかなと思います。
私個人としてはこの倒産をネガティブにとらえるだけでなくポジティブにとらえる必要があると思っています。
そもそも太陽光発電で企業として利益を出していくっていうことがすでにオワコンなんだと思います。
自分達でDIYで、着けようと思えば今は太陽光発電はつけれる時代です。
それほど技術革新が進んでいるのです。
そもそも、私自身は田舎の山の中にメガソーラーをうたってソーラーパネルを設置することに懐疑的な目でみていました。
景観も悪いし、どこがエコなんだ?と。
山を削ってメガソーラーを建設したせいで土砂崩れの被害を被ることになったなんて事例も最近はよく聞きます。
売電に関しても、売電価格の低下や手数料・費用の発生、契約の不確定性、煩わしさなどのデメリットが多いことが事実です。
だからといって再生可能エネルギーはまだまだこれから成長する産業だと思います。
それをふまえて、この企業の倒産は、地方都市における再生のチャンスとなり得ます。過去の成功体験にとらわれることなく、新たな産業やビジネスモデルを模索し、地方都市が新たな成長を遂げることができる可能性があります。
太陽光発電以外の再生可能エネルギーや、農業や観光など、地方都市には多くの産業があります。この倒産をきっかけに、新しいビジネスが生まれることで、地域の活性化につながるかもしれません。
酒田市はこの企業の倒産から真に学び次に生かしていくべきだと私は、感じています。
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