データはモノを超える強烈なインパクトを残せるのか
私の人生で最も印象深い本は、『夢をかなえるゾウ』です。
私が最も好きなアルバムはYUKIの『POWERS OF TEN』です。
上記の2作品は、いずれも学生時代に手に取ったモノです。紙媒体で文面を読み、CDプレーヤーで曲を再生しました。
今ではスマホ1つでどんなデータでも入手可能な世の中です。
『夢をかなえるゾウ』はkindleで購入でき、『POWER OF TEN』はサブスクに登録すれば誰もが聴くことができます。
ただ、作品との出会いがもし紙やCDではなくweb上のデータだったらここまで自分に影響を与えなかったのではないか。
そう感じてしまいます。
要因はなんなのか。
...結局、自分自身が未だにデータよりもモノに愛着が湧いてるから。それだけかもしれないです。いや、それだけな気しかしない。
そんなこだわりからは脱却し、これからの人生、データを通して自分を突き動かす作品に出会ってみたいものです。
そんなことをサブスクでおすすめリストを再生しながら考える夜。
いまCDを売るって大変なんだろうなー。