テレワーク普及による出社組と在宅組の溝について(臨床心理士 森川隆司氏より回答)
【質問】
テレワークの普及による、出社組と在宅組の溝を埋めるためには? (匿名)
業種によってテレワークが出来る社員と出来ない社員がおり、不安から両者間で溝ができるリスクもあるのではないかと心配です。
その対応方法は、どのようにしたらいいでしょうか?
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【回答】
臨床心理士 森川隆司氏より回答
社員に不公平感が出ることは避けたいところですね。このような場合、まずは情報の開示や共有は意味があると思います。
「どうして自分たちが出社しないといけないのか」「代わりとなる手段が本当にないのか」などについてしっかりと説明してはいかがでしょうか。
その上で、出社についてはルーティンを組んだり、時差出勤を認めたり、座席の配置を考慮したり、場合によってはマスクを配布したり、会社側でできる安全配慮をしっかりと行うべきと考えます。
加えて、全ての従業員に対して健康情報を申告させたり、メンタル面でのチェックリストを実施したり、上司のミーティング(webミーティングを含む)の回数を上げたり、こころとからだの健康管理についてしっかりと取組み、これらを共有する(しっかりと従業員を見ていますよ)ことにも意味があると考えます。
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