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2 on 1の活用を考える:2022年度第4回研究会(2022.10.20)の報告

■2022年度第4回研究会開催

 気がつけばもう11月!年を取るとどうして時間が過ぎるのが早いのでしょうか?あれもやっていない、これも手が付かない!と後悔と反省ばかりの日々です。
 2022年度第4回の研究会をzoomで行いました。参加者は10名。うちゲストが3名でした。
 今回は第3回で取り上げた2 on 1について、企業で活用するにはどのようにアプローチすればいいか考えました。資料としては第3回研究会で提供した「5分でわかるオープンダイアローグ」のスライドを、企業内で2 on 1を行う際に使える形に作り直した「初めての2 on 1 – 1人の話を2人で聞いてみよう」を用意しました。
 前半は参加者が少なかったので、各人が近況を語る時間に使い、人数が揃ったところで資料の説明を行い、意見をもらいました。

■後半は3名によるデモンストレーション

 時間の関係で小グループに分かれてのロールプレイができなかったので、ゲストのためにボランティア3名による2 on 1のデモンストレーションを行いました。デモをやってくださった3名のやり取りを見ていて、さすがプロだな!みなさん現場でいい仕事をしているのだろうなと感じました。
 リフレクティング、つまり自分のことを2人の人が話しているのを聞いていると、
・共感されて安心感が高まる
・別の視点がもらえる
・捉われていることから解放される
・苦労をねぎらってもらえる
というような効果があるように思うのですが、1対1で面と向かって言われるのと、2人が話しているのを聞くのとでは、話し手の心に浮かぶ思いや気持ちの変化がやはり違うようです。
 2 on 1が企業内で日常的に行われるようになれば、個人の心理的安全性が高まるだけでなく、組織にいい変化が起きるのではないかと期待しており、普及の方法を模索しています。
 次回の研究会は12月15日に開催します。  

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