今までまとめてみると、去年の10月末から始めて22社のスタートアップを紹介しました。1ヶ月に2つ以上のスタートアップを紹介した形になりますが、実際に会ったスタートアップの数は100社を超えてます。 つまり、会った全てのチームを紹介するわけではなく、相手が創業者か役員レベルで、自分のスタートアップに対する情熱が感じられ、サービスや創業者自身に1つまたは2つの魅力ポイントや面白いストーリーがあるところを選んで紹介しています。 また、韓国のスタートアップではありますが、韓国内でも
この1ヶ月は恵まれまして多くのスタートアップの方々と会えることができました。数えてみると、1on1で10チームほどと会いましたね。 今週はその中で印象に残った3~4社をピックアップして簡単に紹介したいと思います。 今日紹介するスタートアップはフロット(FLROT)という最適経路/配車ソリューションを開発しているフリッチュン(Fleetune)です。現在、シリーズPre-Aを準備しているのですが、キム・ジソン代表とキム・ワンス理事の二人と一緒に話ができました。後で知ったのです
今日紹介するスタートアップは創業して半年も経っていない会社です。 今回も現代自動車グループ系列の財団が運営するMARUコネクトのメンタリングプログラムを通じて出会いました。 会社とサービスの名前はオフライト(OFFLIGHT.)で、To-Doリストを統合管理してくれるSaaSツールです。今度お話できたのは共同創業者のホン・ナムホ代表です。ホンさんはカカオタクシー(韓国のUBERとも入れるサービス)の開発に参画し、その後、カカオベンチャーズに移りましたが、そこで株主名簿などの管
今日紹介する韓国スタートアップはPre-Aのスタートアップです。今回も現代自動車グループ系列の財団が運営するMARUコネクトというメンタリングプログラムを通じて依頼をしたのは、B2Bアドブロックリカバリーソリューションを開発しているアドシールド(Ad-shield)の共同創業者であるチャ・ドンジュンCSOです。アドシールドはもともと2019年7月にスナイパーという社名で創業した業歴4年程度のスタートアップで、2年前に製品をピボットしてAd-shieldに社名を変更しました。
以前紹介した韓国の海外購買代行業者向けSaaSツールwindlyについて、韓国トップの日刊新聞である朝鮮日報からインタービュー記事にしてくれました。購買代行業界での口コミだけで急成長しているスタートアップです。日本語版の記事です。 https://www.korit.jp/chosunilbo-commerce-saas-230829
今日ご紹介するスタートアップは、本当に極初期のスタートアップです。法人設立もされていないスタートアップを紹介するのは今回が初めてです。まだ共有できるマーケッティングページもありません!しかも、久しぶりに紹介する日本のスタートアップでもあります。 SAZOのギル・マロ代表は、Atinum Investmentのハン・ベンチャーパートナーの紹介で会うことができました。 ギル代表は国費奨学生として日本の名門名古屋工業大学情報工学科に入学し、学内ベンチャーとしてSAZOを創業しまし
今日紹介する韓国のスタートアップはシードスタートアップであるSalesClueです。 以前から注目していたB2B SaaSスタートアップでしたが、ある日Facebookメッセンジャーを通じてホ・スビン代表が直接連絡がきました。 去年2月にRelate CRMが主催したRelate B2B GTM Coference 2023での私の講演を聞いて私のことを知り、半年後、実際の顧客を持つSalesClueという製品を持って私と話をしたいと連絡してきたものです。 SalesCl
以前紹介した韓国の音声AIスタートアップReturnZeroについて、韓国トップの日刊新聞である朝鮮日報からインタービュー記事にしてくれました。CallaboというSaaSサービスで日本進出も計画しています。日本語版の記事です。 https://www.korit.jp/2307108
以前紹介した韓国発CRMスタートアップRelateについて、韓国トップの日刊新聞である朝鮮日報からインタービュー記事にしてくれました。それの日本語版です。 https://www.korit.jp/insights_chosunilbo_159
今日は久しぶりにシードレベルのスタートアップを紹介します。今回も現代自動車グループ系列の財団が運営するMARUコネクトというメンタリングプログラムより依頼が来たのは、B2Bローン管理SaaSマネーパーキング(Money Parking)を運営するMoreturn(発音はモーリターン)社のイ・ユンソク代表です。Moreturnのホームページはマーケティング調査のために立ち上げたので、実際のサービスについての説明は残念ながらありません。 でも、とりあえず共有しておきます。 1時
ジャパンブートキャンプ参加スタートアップからの2つ目のピックアップは、ビーガンフードを開発しているJoin and Joinです。私がIT業界のスタートアップを中心に紹介していますが、ITではない場合も少なくともB2Cのアプリを提供したりするサービスがほとんどでした。そのため、いわゆるフードテック会社を紹介するとは夢にも思いませんでした。 昨年のジャパンブートキャンプでも予想を覆し、フードテック会社が多くの日本企業の注目を浴びたんですが、今年もJoin and Joinのジン
久しぶりの21回目のスタートアップ紹介は、先々週行われた韓国NPOスタートアップアライアンス開催のジャパンブートキャンプに参加したチームを紹介したいと思います。一社一社すべてのスタートアップと話せるチャンスはなかったので、最も印象に残った2社をピックアップして連続して紹介したいと思います。 (3社紹介しようと思ったのですが、参加企業のうちKaflixさんはすでに前回紹介したのでスキップしますw) 最初のピックアップはTEUIDA(ツイダー:「聞き取れるようになる」という韓国
(Korean follows Japanese) 先週無事に終わったスタートアップアライアンスのジャパンブートキャンプの証言がFacebook中に続く中、遅ればせながら振り返ります。 (先週はジャパンブートキャンプで忙しく、本業がたくさん滞っていました🥲) 今回10周年を迎えたジャパンブートキャンプと縁を結んだのは5年ほど前になります。 私の個人的な最側近である前センター長の頼みで日本語パンフレットなどの日本語チェック程度に始まったのが、昨年に続いて今年までほとんどの日
先々週の韓国出張中にも多くのSaaSスタートアップに会いましたが、まだSEO(検索エンジン最適化)に対する理解も低く、みんな必要性を感じていないようで、とても残念に思いました。一方、グローバルSEOスタートアップはWordPress、ButterCMSのようなCMS(コンテンツマネジメントシステム)と一緒にSemrush、Ahrefsなど大手の企業が鎬を削っており、韓国市場では今年3月にシリーズAをクロージングしたアセントコリアを注目しています。 前置きが長くなりましたが、
韓国でビジネスをすると、韓国特有の問題に直面することが多いのですが、その一つが税金計算書というものです。韓国政府の主導で、2012年から一定金額以上の販売には税金計算書発行が義務化されてます。租税回避を防ぎたいその背景を理解できないわけではありませんが、ますます奇妙に進化し、大企業ではこれを悪用した外注業者も出てきて、中小企業や個人事業主にとってはむしろ業務上の負担になっていると聞きました。 このような問題を解決するためにClassumとKakao Pay出身の二人の創業者
今日紹介するスタートアップはCrestというB2B SaaSサービスです。久しぶりの韓国出張で最初に会ったチームですが、GAなど様々なSaaSプロダクトのデータを分析するアナリティクスツールを開発しています。 共同創業者のチョン・ダウンさんはデータサイエンティストで、いくつかのスタートアップを経て起業を決意したそうです。Crestは最初の作品ではなく、すでにRaystという製品を数ヶ月前に世に出したことがあります。RaystはオーストラリアのWappalyzerというサービ