あなたのメッセージが相手に刺さらない理由は?
あなたは仕事などでメッセージを伝えたいとき、どのような目標で発信をしていますか?
多くの人は、ターゲット層に向けて少しでもたくさんの方に届くようにイメージして発信をしているのではないでしょうか。でも、現実はなかなか届いた実感がない、なんてことはないですか?
今日はこの「刺さるメッセージとは?」につてお話ししようと思います。
こんにちは、わがままブランディングの珊瑚です。
メッセージは、たった一人に伝える
ある著名なミュージシャンのMVなども手掛ける映像 クリエイターの方が、話したお話を人づてですが教えてもらったことがあります。
その映像クリエイターの方は作品を作る時、いつもこのように想いながら作品を作るそうです..
・自分が届けたい対象のターゲット層をイメージしては作品を作らない。
・自分がその作品を一番届けたい、ただ一人の人に対して作品を作る。
また、こうも話されたそうです。
以前は予算やターゲットやらを、いろいろ考えて作品を作っていた。
でも、それはビジネス的にはいい結果にはならなかったし、人の心にも刺さらなかった。
ある時、本当に届けたい一人の人の為に作品をつくった。
結果、それはその人以外のいろいろな層の方にメッセージとなる部分が、伝わっていった。
これって、どう思いますか?
結論から言うと、広く伝えたいという欲があると、たぶんそれは凡庸なメッセージになり、誰にも伝わらないということなのでしょう。
たった一人を想いながら伝える=予想外の人にまでメッセージが届く
ということなのでしょう。
では、どうすればいいのでしょうか?
政治家のスピーチと友人からの一言
それは、本当に伝えたい層の中の「ただ一人の具体的な人」に向けて、メッセージを発信することです。
例えば、政治家のスピーチを思い出してください。
地域の全員に向けたふわっとしたメッセージ、なかなか心には響かないですよね。
でも、あなたの目の前で、親しい友人が何かを伝えたくて意を決して発した一言は、たぶん印象に残るはずです。
ビジネスも人と人です。
どうしてもビジネスやネットになったとたん、私たちは当たり前の感覚がわからなくなってしまうみたいです。(私なんかいつもです..)
メッセージ発信も同じです。架空のターゲット層全体に向けた一般的なメッセージではなく、あなたにとって一番伝えたい一人の人に向けて、心を込めて、意を決して語りかけてください。
相手は人、当たり前に考えて伝える
世の中ではターゲットやペルソナ設定など、メッセージ発信に関するいろいろな考え方や情報があります。
でも、私は思います。もっとシンプルに、そして日常のリアルのコミュニケーションのように関係性も考えながら伝えればと。
どうぞ、あなたも実在する一人の人に向けるつもりで、メッセージを発信してみてはどうでしょうか?
きっと、予想外の反響があるはずですよ。
いろいろと世の中には情報や考え方も多いですが、要はもっと当たり前にものを考えてメッセージしていきましょう。
今回も最後までお読みいただき、ありがとうございます!
わがままブランディング 珊瑚