今はそれなりにやっているが、今のままだと未来がない。
先日、ある社長さんとお話をしていたら..「今はそれなりにやっているが、今のままだと未来がない。」というお話をされていました。そうだよなーわりとこういう悩みは多いのかなーと思い、本日はこの事についてお話をさせていただきます。
こんにちは、わがままブランディングの珊瑚です。
「今はそれなりに..」の怖さ
今がそれなりだと、先々自分達の市場での席がなくなったり、崩壊が予測できても「今はそれなりに..」がどこかで続くと強引に思考を湾曲させてしまいます。これは非常に危険です。多少は大変でも現状維持が心地よく感じられるがゆえに(人間の性)、変化の重要性を見逃してしまうのです。
現状がある程度成立している状況というのは、将来の不安、危機が予測できても、人間はどうしても、その現実を軽視してしまいます。この感覚に陥ると、必要な変化や取組みは、いつも優先順位が後回しです。
今はずっとは続かない
昔、自分が独立して洋服の卸や店舗などを始めた時、毎シーズンが勝負でした。正直、この勝負はいついまで続くのだろうか?といつも不安な気持ちで小さいながらも経営をしていました。
そしてどこかで、たぶん10年がんばって続いたら…その後も続くのではないだろうか?
と、淡く勝手な希望をもったものです。でも そんなことは妄想で10年続いても、11年目に普通に潰れるのが現実です。(自分はなんとか生き残れたが..)
ある程度、市場で自分の席がなくなる未来が予想できるなら、、たいがいちゃんとそうなります。僕はもう少し長いスパンでしたがちゃんとそうなってコケました。。
「今はそれなりに..」が、必死になる時
外部環境の流れ方で自分の席がなくなる未来が予想できるなら、、「今はそれなりに..」の今が、死ぬ気で「今はお金にならない次の10年でものになるかもしれないコト」に取組む時です。
これ、信じてくださいかなりマジです。
それを甘く見た大バカな私が、しっかりやらかしたので本当に本当なんです。
時間はもとにもどれない。
まとめ
人間は、ズルくて、怠け者で、弱い生きものです。 いくら先々のネガティブな察しがついても、予測できる現実を湾曲させて「今はそれなりに..」が継くと自分で自分をごまかします。
ただ人間なんでしょうがないかもしれません、でも、もしもあなたが給料もらう側ではなく、支払う側の社長さんだったら、ちゃんと現実をそのまま受け入れてください、そして、先の10年を作っていきましょう。
正直、スタートはまったくお金にはならないと思います。リアリティも沸いてこないと思います。
でも、その取り組みはぜったいあなたに返ってきます。是非、未来をわかる範囲で感じながら先の10年を作っていってください。
本日も最後まで、ありがとうございました。
わがままブランディング 珊瑚