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やさしい保育園準備~夜なべに対する再認識と、まち針は危険か問題勃発~

「来週にはもう保育園だね」
と私が言ったら、娘が「えっ!持ってくもの大丈夫?」と心配してくれた。
買ったまま、袋になっていない布が部屋の片隅におきっぱなしにされているの知ってたね。
ママがのんびり適当なのをよく知っているので、しっかりした子に育ったわー(笑)


しかも、夜娘が寝てからやるよーと言うと、「ママ、今日靴袋ぬいぬいしていいよ。わたち、一人で遊んべるから」と言ってくれた。

今まで、夜なべしてシーツ袋だの作っていたが、そんな日が来るとは!かぁさん、嬉しい。

というか、『かぁさんが~夜なべーをして』という歌を聞いたとき、てっきり母さんは日中から編み始めて徹夜で手袋編んでくれた働き者の母の話かと思ってたけど、『夜なべ』って夜仕事することなんですね。今、知りました。
そりゃ、夜なべするわ。
子どものそばでゆっくり編み物なんてできないわ~。
毛糸の行方とか、引っ張らないで、とか、あ、何目編んだっけとか、想像するだけで、昼出来ない。
夜なべするかぁさん、大変というより、あえて、みんな寝た夜、ゆっくり作りたいわー。

で、靴袋もそのつもりだったのだが、「大丈夫!ミシン触らない!となりのへや(といっても続きの部屋)にいる」という娘の言葉に、ちょっと信じてみようかなと思ったのだった。まぁ、あと少しだったし。裁縫箱の位置、アイロンの位置、色々考えながら隅っこで始めることにした。

アイロンをかけ、ミシンをかけていると、娘のごっこ遊びが聞こえてきた。どうやらおさるのジョージがスペクタクルしているようだ。

その後、白い壁は嫌だ!というので、

平テープの余りをあげると、自分でハサミを取り出し、マスキングテープで一人で壁を飾り付けていた。
色の違う部分を器用に切って、虹を作っていた。
面白い。

と、思っていると、「ズボン切っちゃった」と言われた。
あリャリャ。「大丈夫。足は切ってない」
それは良かった。が。

ワッペンでもつけようか……。新しく買うか……。
思いあぐねていると「どうしよう」と本人も神妙な面持ち。
今日はこれを履いていたい。お気に入りだから。
というので、穴の空いたズボンを履き続ける娘をそっとしておいて再びミシンを始めた……。

娘のそばで、平テープをミシンで縫い付けていく。
ほんとにミシンを触らない娘。
がんばれがんばれミシン。
母の掛け声に重ねる声。
がんばれがんばれミシン!
「あんたなら出来る。よしっ!よくやった!」
母のミシンを鼓舞する声にいつの間にかいなくなる娘……。

そして、最後あと少し。

娘が飽きて、再び来た。裁縫道具を覗き込む。
これは何?これは?と色々取り出し始めた。

「これは、針だから危ないから触らないで」と私が言うと、
「まち針だったら良いでしょ」

「いや、まち針も触らないで。刺さったら血が出るよ」と言うと、
「とがったところは触らないから」

「まち針もおもちゃじゃないんだよ、遊ぶものじゃないの!」

すると、娘が言ったのだ。「おもちゃじゃないなんて、そんなこと分かってる!遊ぶものじゃないって分かってる。気になっただけっ!」

うっ、そうだ。だが、引っ込みつかなくなった母は言い返してしまった。

「でも、作るときに使うものだから、今は、使ってないでしょ、だから触らないでっ!」

私のことばで、娘はしぶしぶまち針を針山にさしなおし、しまってくれた。
母、反省。
何に反省したかって、もっと違う言い方あったよなぁ。

娘は針が危ないのも分かってた。
確かに遊びに使うものじゃないって分かってた。あんな言い方するなら、娘の前で出しておかなきゃ良かったのだ。見せなければ気にならない。
ずっと、我慢して応援してくれていたのに。

針の何が危ない?

尖ったところが刺さると危ないこと。
落ちてなくしたら、危ないこと。
他のものに刺さったら危ないこと。
持ち歩くと危ないこと。

そんなこと。それなら、それをきちんと伝えれば良かったのだ。
娘を信頼するっていいながら、最後の最後に信頼してあげられてなかったな。

ほんとに反省。


えてして、靴袋は無事に完成して、娘は大喜びしてくれた。
もう全然気にしてないだろうけど、ごめんね&ありがとう娘。。夜なべせずにすみました。
夜はドラマ観ます。

母さんは~夜なべドラマ。
はよ寝なさいっ!







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