見出し画像

Roam Research: テンプレートを作る・活用する方法

こんにちは、Choimirai School のサンミンです。

0  はじめに

Roamでは自分の関心を意図的に操作する使い方をする人も多い。例えば、一日の終わりにその日にうまくできたことや反省点などを自分に問いかけ、振り返ることもできる。

振り返る時はなるべく手間を省けて、手軽に始めるのが大事。その時に便利なのが、テンプレートを使うことです。

画像1

Roam にはまだ、テンプレート機能はない。が、Block Reference の 「Apply Children」機能を使えば、似たような動きを再現することができます。

今回の note ではテンプレートを作る方法と使う手順を紹介します。

※注意:テンプレートは最後まで読んだ上でご自分に合う方法で試してください。

1  テンプレートの作成

テンプレートはニーズにあわせ、繰り返して利用する項目を別のページで書いておきます。例えば、振り返りのテンプレートとしては [[Journal Questions]] のページに次のような書き方が考えられます。

画像2

ポイント1。Evening Journal や What did I do well? などは、[[]] に囲んで別のページとして管理することをオススメしたい。あとで、うまくできたことを時系列で確認できますので便利です。

画像3

2  テンプレートの活用:初級編

Evening Journal をテンプレートとして利用する時は、必要なページで、(())を使って、Block Reference を検索します。

画像4

候補から[[Evening Journal]]を選択しますと、次のように [[Evening Journal]]への Block Reference が生成されます。

画像6

この状態でBlock Referenceをクリックしますと(マウスの形に注意)いくつかのメニュが出ますので、リストから Apply Children -> as text を適用させてください。

画像5

しますと、次のように Journal Questions のページに書いてあった項目が自動的に表示されます。

画像7

ポイント2。下記のように、Block Reference ではなく、[[Evening Journal]] をクリック(マウスの形に注意)しますと、Evening Journal ページへ遷移します。

画像8

3  テンプレートの活用:上級編

テンプレートは、∆機能とあわせて使いますとさらに手間を防げることができます。

Evening Journal を毎日使うのであれば、検索した Block Reference に続けて、{{[[∆]] 1+1}} と書いてください。

ポイント3。テンプレートを使う頻度によって、{{[[∆]]}} の数字を変更してください。一週間ごとですと、{{[[∆]] 1+6}}となります。

画像9

すると、Block Reference の右側には、∆ ボタンが表示されます。

画像10

今日の Evening Journal が終わったあと、「∆ ボタン」をクリックしますと翌日の Daily Note に [[Evening Journal]] のブロックが自動的に生成されます。

画像11

翌日になりましたら、また Apply Children -> as text でテンプレートを呼び出し、一日を振り返ることができます。

画像13

4  参照されたページを一覧で確認

上級編のテンプレートを利用した場合、Daily Note に生成されているテンプレートの右側に数字が表示されています。

画像12

こちらの数字をクリックしますとサイドバーにこのテンプレートが使われた Daily Note が一覧で確認できます。

What did I do well? などそれぞれのページを選択しますと、質問ごとの答えを時系列で確認することもできます。

5  まとめ

Roam Research ではこうして Block Reference + ∆機能を合わせることで、テンプレートの自動化ができます。利用する頻度も {{[[∆]]}} の数字で簡単に調整できますので、ぜひ参考にしてください。

いいなと思ったら応援しよう!