グーグルシートでイケてる「AI翻訳機」を作る
【主要なアップデート】
(2019.04.03)初版
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こんにちは、Choimirai School のサンミンです。
1. はじめに
グーグルシートには色々な機能がありますが、言語学習者にとって強い味方となるのが、GOOGLETRANSLATE の関数です。
次のような関数を入力するだけで簡単に翻訳することが出来ます。
# 英語を日本語に訳す場合
=GOOGLETRANSLATE(訳したいせる, "en", "ja")
ただ、GOOGLETRANSLATE の利便性は高いものの、精度は正直言って、微妙です。そこで、今回の note では Google の LanguageApp クラスを駆使して Google Translate と同等なレベルの翻訳機を作る方法を紹介します。
note をご購入されますと、お礼のメッセージを使って、LanguageApp を利用したグーグルシートへのリンクをお送りします。貴方専用のシートとなりますので、ご自由にご利用ください。
2. LanguageApp クラス
グーグル翻訳には2016年、大きな進歩がありました。当時 phrase-based で行ってな翻訳に機械学習のモデル(Neural Machine Translation、NMT)を導入したことです。
おそらくですが、GOOGLETRANSLATE にはNMTがまだ導入されてないように見えます。LanguageApp の詳細は下記のリンクを参照してください。
3. グーグルシートで作る翻訳機のメリット
翻訳のため Google Translate を利用している方も多いと思いますが、Google Translate よりグーグルシートを使うメリットはいくつかあります。
■訳したデータを元に修正するのが簡単
いくら機械による翻訳が進んでいても、まだ人のレビューは必要です。グーグルシートですと、翻訳したデートを元に見直すことが簡単です。
■複数のテキストを翻訳するのが容易
スプレッドシートが持つ特徴から複数のテキストを同時に翻訳するのも簡単に出来ます。
また、シェアする Google Sheet には64個の言語コードをまとめた《言語コード》シートがあります。ニーズに合わせて使えば複数の言語に訳すのも容易です。
4. 注意点
グーグルシートの関数を利用して翻訳を行ってますので、シートにある関数の数が多いとグーグルシートが重くなる恐れがあります。翻訳が終わりましたら、Paste values only で関数からテキストに変更することをオススメします。手順は、①Edit → ②Paste special → ③Paste values only です。
関数からテキストに変更する
5. note をご購入の前に
note をご購入されますと、LanguageApp 実装済みのグーグルシートへのリンクを note の「お礼のメッセージ」経由でお送りします。貴方専用のシートとなりますのでご自由にご利用ください。お礼のメッセージは note ご購入から24時間以内(土日・祝日を除く)に発送させていただきます。
貴方専用のシートとなりますのでご自由にご利用ください
「お礼のメッセージ」のサンプルです。グーグルシートへのリンクはこのメッセージで届きます。
6. LanguageApp をスクリプトで実装
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