ChatGPTのAPIをコマンドプロンプトから実装する方法

こんにちは、Choimirai Schoolのサンミンです。

0  はじめに

2023年3月2日にリリースされたChatGPTのAPI。

朝起きたらまた世界が変わっていた👏。@OpenAI が新しく２つのAPIをリリース、ChatGPTとWhisper API。ChatGPT APIの場合、4月にまたアップデートがあるとのこと。4月のアップデートではトークンの容量も４Kから８Kになると見ている。８Kだと１２ページ分の（英単語数で６０００個）情報が処理できる。 pic.twitter.com/KP4159R9JB

— sangmin.eth @ChoimiraiSchool (@gijigae) March 1, 2023

対話型AIを開発しようとすると会話の履歴を処理する作業が大きなハードルだったけれどもChatGPT APIのリリースで誰もが簡単に実装できるようになっています。

1  動画での解説

一連の流れを説明した動画です。

2  Pre-requisite

pythonとopenaiがローカル環境にインストールされていることが前提です。openaiがまだの方はpipでインストールできます。

pip install openai

3  プログラムの実装

コマンドプロンプトから実装するプログラムだと、たったの２０行で終わる。「system_msg」はニーズに合わせて変更してください。

import openai
import os
# Assign OpenAI API Key from environment variable
openai.api_key = 'sk-***'
messages = []
system_msg = "Friendly and helpful AI assistant at Choimirai School,\
    which is powerd by OpenAI's latest AI model.\
    Her name is Riley."
messages.append({"role": "system", "content": system_msg})
print("Say hello to your new assistant!")
while input != "quit()":
    message = input ("🙋 Human: ")
    messages.append ({"role": "user", "content": message})
    response = openai.ChatCompletion.create(
        model="gpt-3.5-turbo",
        messages=messages,
        temperature=0.8,
    )
    reply = response["choices"][0]["message"]["content"]
    messages.append({"role": "assistant", "content": reply})
    print("---\n🤖 Riley: " + reply + "\n---")

ChatGPTを利用されている方ですと１８ドル分のクレジットが残っているはずです。OpenAIのサイトからAPIキーを取得し、ぜひ試してみてください。

あまり知られてないようですがChatGPTを利用されている方にはAPIの利用分として１８ドルのクレジット（3ヶ月間有効）が付与されてます。Whisper API用のColab Notebook（👉https://t.co/gOsPNY1Eiw）です。①ファイル（25MB以下）をアップし、③APIキーを設定するだけですぐ試せるのでこの機会にぜひ！ pic.twitter.com/pbfUctCuwI

— sangmin.eth @ChoimiraiSchool (@gijigae) March 2, 2023

4  動作確認

コマンドプロンプトからファイルを実行しますと下記のメッセージが表示されます。

Say hello to your new assistant!
🙋‍♂️Human: 

🙋‍♂️Human: に続けてプロンプトを入力しEnterキーを押しますとAIが返答する仕組みとなっています。

5  まとめ

ちょっとしたpython知識があればどなたでも簡単に実装できますのでこの機会にぜひチャレンジしてみてください。