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文字起こし+語彙力向上で脳内に英語の思考回路を作る方法

こんにちは、Choimirai School のサンミンです。

0  はじめに

今回の note では Otter.ai と Vocabulary.com で脳内に英語の思考回路を作る方法を紹介します。

手順はとても簡単。

①Otter.aiで文字起こししたテキストをエクスポート
②Vocabulary.comでリストを作成+単語の意味を覚える
③Otter.aiの音源を繰り返して再生

1  Decoding を自動化

英語を理解する為には2つのプロセスが必要です。それは、DecodingとLanguage Comprehensionです。

Decoding は聞いた音を言語として認識することからスタートします。

聞いた音が英語であることを理解したあとは、どこまでが一つの単語なのかを把握します。

単語がどのように区切られているのかが把握できましたらあとは簡単で、それぞれの単語の意味を覚えることです。

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英語が聞き取れない理由の一つは、Decoding にかかる時間が長くて、Language Comprehension がスムーズに回らないからです。

脳の能力限られていますので、Decodingを自動化しますとLanguage Comprehensionに回せる能力が拡大し、内容を英語のまま理解できるようになります。

2  Otter.aiのテキストをエクスポート

今回サンプルとして利用するのはオカシオ・コルテス議員の演説です。10分とちょっと長めですので、ご自分で練習をされる時は少し短め(3〜4分)の音源を利用することをオススメしたいです。

文字起こしが終わった音源を選択しますと次のような画面が表示されます。

右上にあるメニュー(①)をクリックしますと、「Export Text」があります。

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「Export Text」をクリックしますといくつかオプションがあります。「Merge same-speaker segments」だけを選択し、右上にある「Continue」でテキストをエクスポートしてください。

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エクスポートが終わりますとテキストファイルが生成されます。

3  Vocabulary.comでリスト作成+単語を覚える

Vocabulary.comには英文から覚えたい単語のリストを作る機能があります。

上記のリンクをクリックしますと「Let's create a new list!」のページへ移動します。

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Otter.aiからエクスポートしたテキストを上記のテキストボックスに貼り付けて「Next Step >」ボタンを押下します。

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10分間の演説の場合、分からない単語が115個候補としてリストアップされています。

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一つのリストをマスターするには時間がかかります。出来れば、一つのリストに含む単語は30個が超えないようにしてください。

一つのリストに含む単語は30個が超えないように

テキストをいくつかに分けてリストを作るのもいいと思います。

Vocabulary.comで単語をマスターする方法はこちらの note↓を参考にしてください。

4  Otter.aiの音源を繰り返して再生

Vocabulary.com で単語の意味がある程度理解できましたら、Otter.aiの音源を複数回聞いて発音にもなれるようにしてください。「意味」と「音」を繰り返してマッピングさせることで、Decoding の自動化ができます。

Decoding の自動化ができましたら、Language Comprehension の解像度を上げる為、DeepLなどの翻訳サービスを活用するのもありです。

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但し、可能であれば今のレベルにあう素材で、日本語を介さずに英語のまま理解できれば、聴く力を鍛えるのも早いです。

今のレベルにあう素材で、日本語を介さずに英語のまま理解できれば、
聴く力を鍛えるのも早い

5  レベルに合うリスニング素材

英語多読の経験がある方にお馴染みの「Lexile」。2020年1月にリスニング用の「Lexile」も発表されています。

リスニング用の「Lexile」をいちはやく導入したのが、Listenwiseです。Choimirai Schoolの「Active Listening」は、Listenwiseで聴く力を鍛えられるプログラムです。

6か月間の「Active Listening」は、
Listenwiseで聴く力が鍛えられるプログラム

6  まとめ

英語が聴けるようになりますと、英語に触れる時間は圧倒的に増える。そのためには、まず脳内に英語で処理できる思考回路を作ることが大事です。

Otter.ai と Vocabulary.com を兼用することで英語のまま理解できるレベルにより早くたどり着けると思いますのでぜひ活用してもらえたら嬉しいです。


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