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KindleのハイライトやノートをRoamに同期させる方法

こんにちは、Choimirai Schoolのサンミンです。

0  はじめに

今回の note では、Kindleでハイライトした箇所やノートをRoamへ同期させる方法について紹介させていただきます。

※重要:日本のKindleの場合、
Readwise->Roamへの同期は対象外となっています。

1  準備するもの

■ Readwise
■ Roam Research

Readwiseは有料(月額7.99ドル、年契約・一括払いの場合)のサービスですが、こちらのリンクからですと1ヶ月間無料で試すことができます。

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2  KindleのハイライトをRoamへ同期させるメリット

メリットは3つ考えられます。

■読んだ内容を自分の言葉でふりかえることができる
■他のメモと繋げることで情報を知識に生まれ変わらせる
■Kindleアプリで詳細を再確認しやすい

①読んだ内容を自分の言葉でふりかえることができる

梅棹先生は「発見」について「知的生産の技術」でこう説いています。

「発見」は、できることなら即刻その場で文章にしてしまう。もし、できない場合には、その文章の「見出し」だけでも、その場で書く。後で時間を見つけて、その内容を肉付けして、文章を完成する。見出しだけ書いて、何日も置いておくと、「発見」は色あせて、しおれてしまうものである。「発見」には、いつでも多少とも感動が伴っているものだ。その感動が冷めやらぬうちに、文章にしてしまわなければ、永久に書けなくなってしまうものである。

ハイライトした内容が翌日にはRoamのページに反映されますので、前日に読んだ内容を簡単にふりかえることができます。

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②他のメモと繋げることで情報を知識に生まれ変わらせる

上記でシェアした「超一流になるのは才能か努力か?」の本では、同期されたハイライトを読み返しながら、「知的生産の技術」でメモった内容とつながる箇所が多いことに気づく。

また、メタ認知に関する記事でメモった内容を思い起こすきっかけにもなりました。

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データに意味をもたせたものが情報。そして、それらの情報をつなぎ合わせることによって知識に生まれ変わります。

③Kindleアプリで詳細を再確認しやすい

時にはハイライトした内容だけですと、なんの話だったのか忘れる場合もあります。その時には、Location情報をクリックしますとKindleアプリで該当するハイライトが表示されますので、どんな場面での話だったのかを思い起こすことができます。

3  アカウントの設定

Readwiseではインポートとエクスポートのソースを設定する必要があります。

▼Import

Readwiseでは複数のソースを設定可能です。必要に応じてアカウントをリンクさせてください。例えば、Twitterで気になったツイートをReadwise経由で、Roamへ同期させることもできます。

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▼Export

インポートしたハイライトの同期先はRoamの他に、EvernoteやNotionに設定することもできます。

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4  まとめ

残念ながら日本のKindleではまだ使えないですが、本をよく読まれる方には大変ありがたい機能です。あまりにも便利すぎるので最近は紙で読んだ本を、Kindleでもう一度読み直すケースも増えている。

学びは誤解されている。時間さえかければ、記憶に刻みこめると思っているのは間違い。ラクで短時間に学べれば学習効率が上がると思っているのも間違い。

と、科学的なエビデンスに基づいた学習法を紹介している、Make It Stickもそのような一冊。日本語訳は、「使える脳の鍛え方、成功する学習の科学」。

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Readwiseは、日本のKindleも早く対応できることを心から願っています。


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