【月々3000円で最高の講師(ChatGPT Plus)を雇うまでの手順】TOEIC講師編
こんにちは、Choimirai Schoolのサンミンです。
【主要なアップデート】
(2023.12.10)最新のTOEIC既出問題集の発売
00 はじめに
前からAIを利用したTOEIC学習法について発信してきたのですがついに、その決定版がリリースされましたので今回のnoteで紹介します。
AIを利用した最強の学習法とはChatGPT Plusの画像認識機能を駆使した勉強法です。
【追記:2023.12.10】最新のTOEIC既出問題集が2023年12月18日発売されます。教材を購入されますと最新AIを活用したTOEIC勉強法を紹介するワークショップへ無料で参加(2990円相当)できます。
オンラインワークショップのお申し込みは下記のページからお願いします。3つのセッションがあって、カバーする内容は全部一緒です。
◾️2023年12月26日、21時から22時まで
◾️2023年12月27日、21時から22時まで
◾️2023年12月28日、21時から22時まで
01 ChatGPT Plus、TOEIC講師としてのメリット
①ネイティブの学部レベルの英語力
②TOEICの出題範囲内であればどんな問題にも対応可
③英語での解説に加え、日本語での解説も上手
④いつでも質問ができる
⑤解いた問題の履歴を覚えさせ、間違えた問題だけを復習するのも簡単
⑥月々3000円で済む
⑦どんな質問にも我慢強く答えてくれて、絶対に怒らない
⑧2023年10月に会話機能が追加されれば英会話の練習にもなる
⑨学びの密度がハンパない
⑩韓国の教材にも対応
02 GPT-4V、とは?
TOEIC講師としてChatGPT Plusが利用できるのは、2023年9月25日に発表されたGPT-4Vのおかげです。
ChatGPT PlusにGPT-4Vを搭載することによって、写真や図をアップロードし、チャットができるようになった次第です。
03 ChatGPT PlusをTOEIC講師として育てる方法
前述したGPT-4Vを使うためには、ChatGPT Plusへの課金(月額20ドル)が必要。ChatGPT Plusへ課金しますと画面からGPT-4が選択できるようになります。GPT-4から「②Default」のオプションを選択しますと「Send a message」のすぐ左に③画像のアイコンが表示されます。
③のアイコンを押下しますと次のように画像を選択するフォルダが現れますので、TOEICの画像を選択してください。
画像を選択した上で問題を解くように、と指示しますと答えを教えてくれます。指示は英語でも日本語でも大丈夫です。
画像をアップロードしたあと、どんな指示をするかによってChatGPT Plusからの答えの精度が変わる。例えば、下記はPart7のトリプルパッセージの際に利用したプロンプトです。
04 TOEIC Part3図表問題の例
ChatGPT PlusはLCの図表問題にも完璧に対応できます。
例えば、上記の図表問題をLCのスクリプトと一緒に渡した時の答えが下記の図です。
会話の中で、if you're willing to move your car, there's a cheaper parking area at Seventh Avenue and Vine Street. It's about a block away.、と交わされてますが、問66の問題で、Seventh AvenueとVine Streetを地図から読み取って正しく正解を当てています。
05 正誤問題の履歴を覚えさせる
ChatGPT Plusは指示の仕方を工夫すれば、解いた問題の履歴を覚えさせることもできます。履歴情報はチャットの中で保持されますので、後から間違えた問題だけを復習するとき大変便利です。下記図は、Part5の問題を解いた履歴をチェックした際の一例です。
06 繊細な情報も見逃さない
下記の問題文に対し、次のような問題が出題されています。
この問題に対し、正解を選んだのですがその根拠となったのがメールにある、Date: 2 March と "I will be visiting his home country next month … " であると、答えています。
TOEIC Part3の図表問題もそうですが、ChatGPT Plusは非常に細かいところまで把握している印象です。
07 学びの密度がハンパない
ChatGPT Plusは物知りのネイティブ講師と24/7いつでも勉強ができる学習環境が作れます。どんな質問にも対応できて、全く新しい学びが体験できます。これからはこうした密度の高い学びをどうやって自分の知識として変換するかが問われると思っています。
08 Custom Instructionsで指示文の自動化
ChatGPT Plusがいくら優秀で月額3000円でも使い勝手が悪いと雇うのを躊躇される方も多い。TOEIC Part7のトリプルパッセージを解くのに一々次のような指示を書く必要があるとするとなかなか使えない。
ところが、ChatGPTにある「Custom Instructions」の機能を使えば前もってマジックコマンド🪄を登録できるのでぜひ活用してもらいたい。
例えば、上述したプロンプトをCustom Instructionsに登録しておくと写真をアップロードした後、%%TOEICP7TP と指示するだけでChatGPT Plusは生徒側の意図を理解してくれる。
09 韓国の教材にも対応
今回のnoteで参考にして教材は今年新しく発売されたTOEIC公開テスト実践書です。
過去問など韓国で発売されている教材がいい、という話を聞いても日本語の解説がついてない分、ハードルが高かったのも事実です。
しかし、ChatGPT Plusの画像認識機能を使いますと日本語での解説もやってくれますのでより気軽に韓国の教材を利用することができます。
10 まとめ
月額3000円で最高のTOEIC講師が雇える。今回はTOEIC講師編だったのですが同じことは英検やTOELF、そしてIELTSなど他の検定試験にも適用されます。
ChatGPT Plustに勝てる競争力を鍛えるためには何が必要なのかを真剣に考える時期だと思います。
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