Logseqで"Grammar in Use"をマスターする4ヶ月
こんにちは、Choimirai Schoolのサンミンです。
0 はじめに
英語学習を進めていく上でLogseqをオススメする理由は何回か紹介したことがあります。
今回のnoteは、「Logseqで学ぶ、Grammar in Use (GIU)」の特徴についてお話しします。
■Logseqで学ぶ、GIU(英検2級以上の方が対象)
■Logseqで学ぶ、Basic GIU(英検2級未満の方が対象)
1 Grammar in Use(GIU)、とは?
1985年発売以来、全世界英語学習者の間でベストセラーとなっている教材が「Grammar in Use」です。
全部で145Unitまであって、英語の基礎を英語「で」学べる最高の教材。練習問題も豊富で一人でも自分の理解に興味を持ちながら進めることができます。
どうしてそんなに速く学べるの?、に対するマスクの答えは、
Grammar in Useは英語学習を進めていく上で、丈夫な土台を作ってくれる教材です。
2 GIUで学んだ内容を自分のものにするには課題も
①学習が一時的な努力で終わってしまう
②他の英語学習へ活かすのが難しい
■学習が一時的な努力で終わってしまう
英語を第二言語として習得する時は基本を正しく理解するのがとても大事です。理解しないまま練習をやみくもに重ねても、苦痛な時間が積み重なるばかりで、しかも間違った理解が練習によって固定されてしまう危険性さえあります。
基本を正しく理解するためには、Grammar in Useを一通り終わらせ、どこにどんな内容があったのかを思い起こせる状態で保存させることが大事。
上述したようにGrammar in Useには145Unit(325ページ)もあって、学んだ内容を繋げ、知識として定着させることはそう簡単ではありません。30〜50Unitまでは終わらせたものの、急に忙しくなって勉強が後回しになってしまう。少し落ち着いて、勉強を再開しようとすると全部忘れてしまってUnit1からのやり直し。
■他の英語学習へ活かすのが難しい
Grammar in Useはまるで、英語の百科事典的な存在です。頻出表現も多く扱っていますので、うまく活用すれば学んだ内容を様々な場面で生かすことができます。ただし、紙の本という制約もあって、学んだ内容を参照するのは簡単ではありません。例えば、下記のようなパラグラフを見たとします。
「get by」はGIUのUnit137に出てくる表現ですが、必要な時に探すのは難しいのが事実です。
一方で、「Logseqで学ぶ、GIU」では学んだ内容は全て、Logseqで検索可能な状態で蓄積されるようになっています。
3 GIUをLogseqで学ぶメリット、その①:努力の結果が蓄積される体験
「Logseqで学ぶ、GIU」では、Grammar in UseをLogseqで学べるようにPDF形式でシェアしています。
左側でPDFの教材を参照しながら学んだ内容を右側のページでまとめる仕組みです。学習内容をご自分の言葉でまとめることで努力の結果が蓄積されていく体験ができます。あと、一日15分間その日の学びをまとめる(振り返る)ことで学習の効率は23%もアップするという研究結果も。
Unitごとの音源もシェアしていますので発音の練習にもなります。また、テキストとオディオを合わせた学習ですと文字だけで学ぶより保持率は40%も向上します。
4 GIUをLogseqで学ぶメリット、その②:他の英語学習へつなげる体験
Logseqは多くの人が注目している知識管理ツールです。「Logseqで学ぶ、GIU」を経て、Logseqの使い方に慣れますと今後の英語学習はLogseqで進めるようになると思っています。
ご利用のLogseqにはGrammar in Useが既に検索可能な状態で保存されていますので英文を読んだり、作文を書くとき、必要な項目を簡単に参照できるメリットはとてつもなく大きいです。
下記図は、Grammar in UseのUnitと練習問題がどう繋がっているかを表しているグラフです。
日々の英語学習でGrammar in Use(GIU)で学んだ内容を参照しますと英文に対する理解が深まるだけでなく、GIUで学んだ内容も自分のものとして定着しやすくなります。記事を読みながら過去完了形のセンテンスをGrammar in UseのUnit13から参照している様子です。
5 GIUをLogseqで学ぶメリット、その③:豊富な辞書と間隔反復の体験
英語の単語を調べる時、辞書と一緒にオススメしているのが「YouGlish」。発音の確認はもちろん、動画を見ることで記憶にも定着しやすいです。
Logseqではテンプレート機能を使えばわからない単語をYouGlishを含め、複数の辞書から調べるのもできます。
その上で、Ankiのようなフラッシュカードを作るのも簡単。このような機能を活用することで学んだ内容をより効果的に長期記憶に保存させることができます。
6 Logseqで学ぶ、GIUの対象
Logseqで学ぶ、GIUには2つのオプションがあります。一つは「Grammar in Use Intermediate」ともう一つは「Basic Grammar in Use」です。
■Logseqで学ぶ、GIU:Grammar in Use Intermediate(CEFR B1-B2)
■Logseqで学ぶ、Basic GIU:Basic Grammar in Use(CEFR A1-A2)
Logseqで学ぶ、GIUの対象は英検2級以上。
Logseqで学ぶ、Basic GIUは、英検2級未満の方が対象です。
7 まとめ
英語学習において丈夫な土台を作ることは英語のままプロセスできる力を鍛えることだと思っています。
慣れるまでは時間がかかりますが、一旦慣れてそのハードルを越えれば上達は格段と速くなります。
「Logseqで学ぶ、GIU」、「Logseqで学ぶ、Basic GIU」で英語の基礎を英語で学びませんか?
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