TOEFLとIELTSの対策:NewselaとVocabulary.comで背景知識+語彙力アップ
こんにちは、Choimirai School のサンミンです。
0. はじめに
Choimirai School では月に1回の頻度でオンラインのフォローアップを設けています。8月のフォローアップは8月10日から8月24日までの2週間。次回のフォローアップは、2週間開けて、9月7日から。
参加者の中にはTOEFLを準備している方も多く、8月10日のフォローアップではTOEFLの語彙力をどう上げれば良いかについての質問が。
勧めたのは、Vocabulary.comとNewselaを利用することです。Vocabulary.comで出題されている問題は難易度が高くTOEICには向いてないですが、TOEFLやIELTSを目指している方には最高のツールだと言えます。
Vocabulary.comの詳細については下記のノートを参考にしてください。
Vocabulary.comとNewselaを使って語彙力をアップする手順は、
①Newselaでレベルに合う記事を選択
②記事を読む
③Vocabulary.comで語彙リストを作成
④クイズを解きながらリストの単語を覚える
⑤記事をもう一度読む+クイズを解く
1. レベルに合う記事を選択
Choimirai School ではTOEFL用の背景知識を増やす為のText Setを用意してますので、こちらのリストから選択するのも良いと思います。
例えば、Law and Citizenship in the Roman Republic を選びますと、リーディングレベルは米国の小3(560L)、小5(800L)、小6(940L)、中1(1070L)、そして高3(MAX)から選ぶことが出来ます。
ここでは、小5レベル(800L)を選択します。
2. 記事を読む
1回目読む時は全体的なアウトラインを掴む感じで進めてください。分からない単語は調べずに意味を推測しながら読みます。クイズはスキップです。Vocabulary.comで単語を覚えた後、2回目読んでから解きます。
3. 語彙リストを作成
上記のリンクをクリックしますと、Vocabulary.comでアクセス出来るリストの一覧が表示されます。
画面から「Start a new list…」を押下しますと、リストを作成する画面に遷移します。
記事のテキストを上記画面のテキストボックスに貼り付けてください。
次に、「Next Step」をクリックすると、テキストに含まれている単語をピックアップした画面に移動します。
小5レベルで選択した記事の場合、85個の単語が選ばれています。右上にある、ギアー(⚙)アイコンをクリックしますと、いくつかのオプションが出ますので、表示順を「Sort: Hardest First」に変えてください。
並べ替えた単語のリストです。
リストから分からない単語・覚えたい単語にチェックを入れて、リストに名前をつけて、「Learn These OO Words」のボタンを押すとリストの完成です。
※注意:一つのリストに含める単語数は20個を超えないようにしてください。
4. 単語を覚える
「Learn These OO Words」を押しますと、すぐクイズの画面が表示されます。
クイズの進め方は、こちらのノートを参照してください。
5. 記事をもう一度読んで、クイズを解く
同じ記事をもう一度読んで、クイズを解いてください。記事をもう一度読むことで、Step4で覚えた単語の意味がより記憶に定着しやすくなります。
それぞれの記事には4つのクイズがついてます。正答率が75%未満であれば、記事のレベルを一つ下げて読むことをオススメします。
読みやすく感じた記事に関しては、レベルを一つ上げて(小6、940L)チャレンジするのも良いと思います。
6. まとめ
単語はコンテクストで覚えるのがベストです。NewselaとVocabulary.comを上手に組み合わせることで、背景知識を増やしながら語彙力を上げることが出来ます。