私が第三劇場に入った理由〜65期生・藤田大空〜
やぁ。経済学部経済学科3回生の藤田大空だ。
どうやら全員書かなきゃいけないらしいので、正直めんどくさいが僕が第三劇場に入った理由を書いていこうと思う。
第三劇場の劇はクオリティが高い。
理由はいろいろあるが、まず前提として、基礎練習をちゃんと行っていることがある。
第三劇場の稽古は、比較的基礎の練習をきちんと行っている。だから演劇未経験の人でもある程度演技が上手くなれる環境だと思う。(もちろん上に行こうと思えばある程度の才能もいる)。
そして二つ目に、オリジナルの脚本を使っているというところ。
演劇を何度かやって思ったことは、演技をする以前の部分に割く時間が多いということだ。具体的にいうと、脚本解釈、と呼ばれることがとても大変だ。そうとても大変。
この脚本はなにを表現しようとしているのか、この登場人物はなぜこのようなセリフを言ったのか、なぜこの場面でこの出来事が起きたのか、そしてそれぞれの場面の意味は何か。
そんなことを延々考えるわけである。延々考えて、そして得た答えが正しいのかどうかもわからないまま稽古をするのである。この考えることに割くリソースが大変多い。
その点、第三劇場は素晴らしいと思う。もちろんそういったことを考えるのだが、なんと脚本を書いた人が身内にいる。正解がそこにある。だからその分のリソースを「魅せる」ことに注力することができるのだ。多分。
この二つのことから、第三劇場の劇はクオリティが高い。そして同時に、ここまで演劇未経験者が入りやすいところもないだろう。だから僕は第三劇場に入った。
演劇をやったことがない君も、第三劇場に入ればきっとすぐ演技が上手くなると思う。いや、すぐかどうかは君の才能にかかっているだろうけれど……。
なんにせよ、第三劇場に入ってくれたなら一緒に演劇をやる機会もあると思う。その時は演劇を一緒に楽しもう。以上だ。
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