私が第三劇場に入った理由〜65期生・廣瀬亜美〜
こんにちは。
文学部哲学科三回生の廣瀬亜美です。
何かと大変な時期ですが、皆さま、どうぞお身体を大切にお過ごしください。
さて、私が第三劇場に入団した理由ですが、私は元々演劇経験があるわけでもなく、とりわけ演劇が好きだったわけでもありません。むしろ苦手で、観劇する機会といえば、演劇好きの母や姉に急な用事ができ、その埋め合わせ要員として無理矢理連れて行かされての観劇くらいしかありませんでした。
そもそも私が演劇はおろか観劇さえも苦手だった理由は、私の演劇に対するイメージが良くなかったからです。
私は、演劇に対して「生身の人間が目の前で虚構を演じている」という固定観念を抱いていました。そこからくる生理的な不快感もあり、演劇の魅力ともいえる独特の空気感や緊張感が逆に暑苦しく感じていました。
そして私の演劇へのイメージを悪くしていたもう一つの要因は「身内感」です。
チケットノルマが発生すると友達や家族、知り合いなどへさばき、実際に公演を観にくるのもその人たちだけ。正直何がおもしろいんだろうと思っていました。
ところが、どういういきさつでそうなったのかは覚えていませんが、一昨年5月に上演された第三劇場の新歓公演を観たとき、そこに暑苦しさや不快感は全くなく、舞台上の世界に引き込まれました。また、変な身内感というのも特になく、この方々の身内になったらおもしろそうと思い入団しました。
新入生の皆さんには、ベストな部活・サークル選びをしてほしいです。その中で、第三劇場にも興味を持っていただけると嬉しいです。これからの皆さんの大学生活がより充実し、平安でありますようお祈りしてます。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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