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『究極超人あ~る』連載開始から39年 ファンは今も轟天号を追いかけている
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長野県のJR飯田線田切駅(飯島町)~伊那市駅間で2024年7月27日、オリジナルビデオアニメ『#究極超人あ~る』(1991年)のクライマックスシーンを体験する11回目のイベント「#轟天号を追いかけて」(実行委員会主催)が開かれた。新旧ファンら70~80人(主催者発表)が地元と13都道府県から集まり、親睦を深めた。
にぎにぎしく独特な雰囲気
北は北海道、南は熊本県から36人(前年比6人増)がエントリーし、うち4組が初めて出場。その家族、自転車には乗らないが会場を盛り上げ、参加者と交流したいコスプレーヤーも集まり、スタート地点となった「アニメ聖地巡礼発祥の地」の碑周辺はにぎにぎしく、一種独特な雰囲気が漂った。
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「あ~る」とは直接関係ないコスプレの散見された
子どもや孫と参加のオールドファンも
連載が始まった1985年から39年、アニメ公開から33年が過ぎているとあって、参加者の平均年齢はほかのアニメイベントと比べると高めだが、現役の女子高校生と父親、若者などの新しいファン、古株のファンが連れてきた子どもや孫の姿も目立ち、参加者の年代は年を追うごとに幅広くなっているそうだ。
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「アニメ聖地巡礼発祥の地」の町長は分かってます
開会式には、アニメや漫画などのサブカルチャーを生かした地域振興に意欲をみせる飯島町の唐澤隆町長も出席し、来賓祝辞ではR・田中一郎と同じく指の曲がったVサインを出しながら「やあ。」とあいさつ。これであ~るファンの心をつかんだ町長は、町が誇る漫画・アニメ関係の資源(※後述)を列挙し「サブカルをこの町から発信したい。その先駆けとなったこのイベントを引き続き盛り上げてほしい」と期待を語った。
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「西園寺ツーリスト伊那支店」に向け、いざ出発!
出場者は4組に分かれてから一言ずつ自己紹介すると、午後4時25分の1組目を皮切りに15分置きに田切駅を出発。1時間以内を目標に好きなルートを通り、ゴールの伊那市駅前を目指した。
奇想天外で危険極まりない走行を繰り返しながら峠を越えたアニメとは異なり、イベントでは安全第一を呼び掛けた結果、ほとんどの出場者が午後6時前に無事ゴール。全員が完走し、閉会式に続いて近くの飲食店で開いた後夜祭には40人が参加した。
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ゴール地点に設置した長机には、アニメに登場した「西園寺ツーリスト伊那支店」の店舗を模したミニ看板を設置するなど、随所にマニアックな工夫を施しているせいか、たまたま近くを通ったというあ~るファンの女性が飛び入りでスタッフに加わるなど、予定外の仲間も加えて盛り上がった。
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オワコンどころか「新しい広がり」が
後夜祭では知り合い同士の旧交を温め合ったり、コスプレーヤーが仕込んできた芸を披露するなどしてそれぞれに盛り上がった。
実行委員会事務局長の捧(ささげ)剛太さん(65)は「連載期間はごくわずかで、アニメが公開されてからずいぶん経つが、『ずっと前からこのイベントにあこがれていた』という初参加者が今でもいて、新しい広がりがあるのがうれしい」と話し、継続に意欲をみせた。
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サブカルに明るい町長の視線の先にあるもの
~飯島町の新たな挑戦と広域連携の可能性~
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飯島町が誇るサブカル資源とは
曲がったVサインと「やあ。」のあいさつから分かるように、サブカルに造詣が深い唐澤飯島町長は、祝辞の中で町ゆかりのサブカル資源として、究極超人あ~ると「アニメ聖地巡礼発祥の地」の碑のほかに、
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