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気になった、あちらのサイエンスニュース【4/19】お目目パチパチの効果。
俺たちはふんいきで科学をやっている。
コーエー信者の私が気になった、海外のサイエンスニュースをクリップしています。
自然は複雑。温暖化抑制が簡単でないわけ。
化石燃料を燃やしたときに放出される二酸化炭素は、地球温暖化の原因となっているのは周知のとおり。なので、世界中が温室効果ガスの排出を削減に取り組んでいます。
しかし話はそう簡単ではありません。
化石燃料を燃やした時、呼吸器系疾患や心血管疾患、その他の健康問題を引き起こすエアロゾルも放出されます。
このエアロゾル。必ずしも悪者ではありません。
エアロゾルは雲の性質の変化を促し、地表へ降り注ぐ太陽光を反射させる効果もあります。いわば地球のエアコンのようなもので、地表を冷却化する効果があるのです。
このエアロゾルの冷却効果は、温室効果ガスの気温上昇を打ち消すほどの効果はないとされていますが、大気、そして自然の複雑さを表すいい例と言えるでしょう。
彼はなぜまばたきが多いのか? まばたきの持つ効果。
私たちが起きている時間のうち、約3~8パーセントを、まばたきのために目を閉じて過ごしています。まばたきによって、外界がまったく見えない状態で多くの時間を過ごすのは、進化の必然性としては少々奇妙です。
ロチェスター大学の研究者たちは、まばたきという不思議な現象について調査した結果、まばたきは単に目を潤すためだけではなく、脳が視覚情報を処理するためにも重要な役割を果たしていることを発見しました。
研究結果によると、まぶたの急激な動きによって、網膜を刺激するのに有効な光のパターンが変化し、視覚シーンの全体の変化に気付きやすくなるということです。
つまり、まばたきは視覚処理を中断させるのではなく、むしろ向上させているのです。
眠っているマルハナバチは、水中で1週間生き延びることができる。
1969年、スリーエムの研究員スペンサー・シルバー。彼は強力な接着剤の研究に励んでいましたが、失敗の連続。その中には、「ペタペタ張り付くけど、すぐにはがれちゃう」接着剤もありました。
これが有名なポストイット(付箋)の発明秘話。
失敗は時に、新しい発見を導くことがあるのです。
そしてカナダのゲルフ大学でも、新たな一例が加わりました。
サブリナ・ロンドーは、冬眠中のヒガシマルハナバチの女王バチを、誤って、水の中に一週間、放置してしまいました。
「私はパニックになりました。女王蜂が死んだと思ったから」。
しかし彼女が女王を水から引き上げると、なんとミツバチは無傷で復活。
これは何かあるぞと確信した彼女は、21羽の冬眠中の女王蜂を7日間、溺死させてみたところ、そのうち17羽(81%)が復活したというのです。
ロンドーは、「マルハナバチの新しい特性を発見した」と胸を張りますが、ハチにとってはひどい話である。
注意:ふんいきで書いてます。